箕面凡凡川柳会、せいなん川柳愛好会Ⅱのみなさん@植田洋子とTea For Two

2020/01/01

ステキなゲストをお迎えして、楽しいトークと素敵な音楽をお届けします。
お茶でも飲みながらステキな午後をお楽しみください。
2020年初の今週は、箕面凡凡川柳会、せいなん川柳愛好会Ⅱのみなさんをお迎えしました。
今回は、嶋喜八郎さん、坂本ひな子さん、飯田修也さん、大浦初音さんです。

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飯田さんと大浦さんは、TFT初出演。
飯田さんは川柳を始めて10年。歌もお好きらしく、箕面シニア塾「みんなで歌おう!世界の名歌」塾生だったそう。
その時のコーラスは、今月の「歌ってきょうも元気!」でお届けしています。
大浦さんは川柳歴8年。あと10年早く川柳に出会っていれば……と思っているんだとか。
だから若い人たちに川柳の良さを伝えていきたいそうです。

今回もまずは箕面凡凡川柳会、せいなん川柳愛好会Ⅱ・平成30年12月句会で抜けた(選ばれた)句をお一人ずつ、順番に紹介してもらいました。
その中から1句ずつピックアップしてご紹介します。

嶋 喜八郎さん
「遠い昔を 語り合ってる 長電話」 (古木 悦月さんの句・倉 周三さん選・題「遠い」)
旧友と電話をして気持ちが若返っているんだろうなぁ。昔の友人と久々に電話したら旦那さんに長すぎる!と怒られたとひな子さんは笑います。

坂本 ひな子さん
「月命日 義母と談笑 阿弥陀仏」 (松本 ひで子さんの句・坂本 ひな子さん選・題「毎月」)
世代が繋がっている感じがしますとひな子さん。
仏さんの前ではわだかまりもなく談笑している。そのままであってほしいなぁと飯田さん。

飯田 修也さん
「言葉飾り 心も飾る 初対面」 (永井 玲子さんの句・田中 螢柳さん選・題「飾る」)
初対面の相手には良い印象を与えたいという気持ちがこの短い句で表現されていると飯田さん。
初音さんも、初対面の緊張感が短い中に表れていますよねと頷きます。

大浦 初音さん
「毎月の 首長くして 待つ句会」 (櫛谷 かおるさんの句・坂本 ひな子さん選・題「毎月」)
首を長くして待っている人がいるくらい楽しいんだということをみなさんに知ってもらいたいと初音さんは語ります。

次にみなさんの最近の自作の句を紹介してもらいました。
こちらもその中から1句ずつピックアップしてご紹介します。

嶋 喜八郎さんの句
「月一度 妻とお昼の 松花堂」 (竹村 穏夫さん選)
月一回行こうと思っているけれどなかなか出来ないんです、と喜八郎さん。でもそんな提案をしてくれるなんて素敵な旦那さんですねと女性陣。

坂本 ひな子さんの句
「なにもかも 忘れたっぷり 別府の湯」 (松本 ひで子さん選・題「たっぷり」)
命の洗濯というか、今までのことを忘れさせてくれる素敵な温泉でしたとひな子さん。

飯田 修也さんの句
「まだ進化 できると今日も 英会話」 (吉田 わたるさん選・題「まだ」)
外国の人が多く来るので、英語をペラペラしゃべれるようになりたい。今でもラジオを聴いて勉強してますと飯田さん。

大浦 初音さんの句
「古稀すぎて まだだいそれた 夢を持つ」 (小島 蘭幸さん選・題「持つ」)
まだまだ夢を持っているので、この句を作りましたと初音さん。
長生きをして、夢に向かって頑張っていってほしいと喜八郎さんもエールを送ります。

新しいことに挑戦し、夢に向かって努力を続けているみなさんの貴重なお話を聞くことが出来た新年初のTFTでした。

植田洋子が選曲した音楽も織り交ぜてお届けしました。 

■1/1(水)午後3時放送(再放送は1/1(水)午後9時、1/5(日)午後5時)