あなたの声を「ロック・オン(録音)!」
“Lock On! Your Voice”
タッキーBOX金曜日、心ときめくお楽しみコーナー。
その名も「ロックオン!ユアボイス」
箕面のあちこちで出会った人の声を「ロックオン=録音」して、ラジオでみんなにご紹介!
でもいきなりマイクを向けたら、やっぱりちょっとしゃべりにくい?
そこで、毎月テーマを決めて、その質問に答えてもらい、
そこからいろいろ聞き出してくYO!
【1月のロックオンテーマ】
あなたが一番好きな暖房器具は?
ファンヒーター・こたつ・薪ストーブ・オイルヒーター・ホットカーペット・電気ストーブ・エアコン・石油ストーブ
多くの人が、いつかは使ってみたいと憧れを語っていました。
かくなる上は、やむを得ぬ。草の根分けても薪ストーブを、使っている人探すのだ!
そしたら「知り合いの家にあるよ」と知人が教えてくれました。
訪問したのは1月27日(月曜日)、箕面森町のとあるお宅。
「いらっしゃい」とドアを開けてくれたのは、森町在住かれこれ10年、西口美香さんというかた。
中に入ると吹き抜けの、開放感のあるリビング。その壁ぎわに鎮座する、これぞまさしく薪ストーブ!
「10年前に家を建てたとき、薪ストーブを導入しました」
普通よりはやや小型だけれど、パワーがあってすぐ暖まる。
出かける時も、点けっぱなしで大丈夫。これまで、薪ストーブが原因で火事になった家は無いそうです。
上にはお鍋を乗せまして、ちょうど今豆を炊いてます。置いておくだけで炊けちゃうし、ガス代の節約にもなる。
スープやおでんもできますし、いつでもお湯が手に入る。
灰が溜まる部分には、ホイルで包んだ芋を入れ、焼き芋もできたりするんです。
点火のときは、木のチップにマッチで火を付けています。新聞紙や着火剤で付けるお宅もあるけれど、うちではまあ使いませんね。
気になるお値段?
ストーブ本体が30万円くらいですが、煙突とその取り付け工事も含めると、百万近くはかかりました。
とはいえ長く使えるし、一生ものと思えばそこまで高くはないと思います。
この近所でも煙突のある家がけっこうありますよ。
薪は買うこともありますし、間伐材をもらってきて、薪割りして使うことも。
今積んである薪は、滋賀県の神社まで行って、台風で倒れた木をチェーンソーで切って、借りたトラックに積んできました。もし薪を全部買うとしたら、月2~3万はかかるかな。
ここの標高が330メートルくらい、平地よりも冬はかなり寒い。ブリザードが吹き荒れる日もあったりして、そういう日は朝からガンガン焚きますね。体が芯から暖まります。
灰は燃えるごみに出せますし、庭に埋めたりする他に、実は茶道もやってるから、和室の炉で使ったりも。
確かに手間はかかるけど、心豊かに暮らしていける。そんなアイテムだと思います。
よく犬と一緒にストーブの前で、昼寝なんかしたりして。
この犬、名前は「ワカ」といいます。女の子?いえいえ、実は男の子なの。
種類はトイプードルで、友人の家の子犬をもらって。母犬がヒメちゃんなので、じゃあ殿?王子にしようかな?・・・で結局「若」に落ち着いたという次第。今6歳だけどまだやんちゃ坊主、来客あると飛びつき喜ぶ。ちょっと困ったちゃんですね。うちは箕面森町ができた当初に越してきました。自然の多い環境で子育てしたいと思いまして。その頃は家もまばらで、心細い感じもあったけど、今はかなり家も増えて、いい感じになってきました。植木なども育ってきて、大型スーパーも開業、とても便利になりました。
私の職業はライターで、分野はアウトドア関係。もともとバイクで放浪したり、キャンプやスキーによく行ってました。アウトドア雑誌『BE-PAL』が好きで、その製作に関わりたいと、東京の編集プロダクションへ。もともと書くのは得意じゃなかったけど、書いているうちに楽しくなってきて。当時は旧姓・清水美香の名前で、『BE-PAL』や『スキーヤー』に書いていました。
今はショッピングモールの情報誌など、書く仕事を続けているほか、玄米菜食の料理を教えたりもしています。
過去には我が家のリビングで、ホームコンサートを何度か開催。
ご近所のピアニストのかたや、著名なギタリストを招き、演奏を楽しみました。
次の開催が決まったら、ぜひ聴きにきてくださいね。
■ロックオン!ユアボイス
放送日時:毎週金曜午後4時30分/翌月曜朝7時25分(番組「タッキーBOX」内)