ありがとう、いつかまたどこかの舞台で・・・3年生卒業SP@箕面東高校演劇部「ランランルー・ラジオ」(ハイスクールプログラム第1週)

2020/02/07

RRR_200207-1箕面のいろいろな高校が、週替わりで番組づくりに取り組む「ハイスクールプログラム」(金曜夜9時30分~10時/再放送:日曜夜7時)。第1週は箕面東高校演劇部の部員が「ランランルー・ラジオ」と題してお送りしています。
今回の出演は・・・「3年の安藤です」「伊原です」「大坪です」「2年の小林です」「1年の高橋です」

今年度最後の公演も終わり、3年生は卒業を残すのみ。
そして3年生のラジオ出演は、今回が最終回となります。
「というわけで、後輩たちから3年生への言葉を聞きたいんですが」

・・・・・

ないんかい!

高橋
「見学のとき、安藤さんが演出とかしてて、この人一番偉いんかな・・・怖い人なのかな、って思いました」
実は全然怖くない。ホラ、怖くない。
「伊原さんは・・・元からカワイイです!」
2コ下からカワイイ呼ばわり。
「大坪さんは3年になってからの途中入部なので、実質私の後輩ですよね」
謎の入部時期・・・。

小林
「大坪先輩、最初の方は距離を置いてたんですが、気が付いたら一番しゃべってました」
「伊原先輩は、何でも話しやすいし、同じ班になってからいろいろ教えてもらいました」
「安藤先輩は、最初の方は私が心を開いてなかったので、すごいからみ方をされて・・・。2年になってからは私の方が逆襲(?)して、とにかくいろいろ教わりました」

■ラジオドラマ「通信制限なんてクソくらえ」

男の子がスマホをいじりながら、通信制限にかかってぼやいています。
そこへ突然現れた不審者のは・・・
「俺は正義のヒーロー、ギガマンだ!君に5ギガをやろう!」
するとそこへ、二人目の不審者
「お待ちなさい、Wi-Fiの方が便利ですよ。かくいう私はWi-Fiマン、困っている人にWi-Fiを推奨しています」
「え、推奨するだけっすか」
そこへ突然響く、高笑いの声。
「オーッホッホッホッホ!」
現れたのは三人目の不審者・・・
「私はモバイルデータ星人モバ子。みんなのお金を盗んじゃうぞ♪」
なんと、毎月のケータイ料金を倍にしてしまう、恐ろしい存在。
ギガマンもWi-Fiマンも、憎いモバイルデータ星人に押され気味です。
「オーッホッホッホッホ!」
「あれ?この声って・・・」
「何かしら?少年」
「もしかして、モバイルデータ星人って・・・データ通信アイドルデタりんですか?」
ギガ&Wi-Fi「ええっ!?」
まさか、この厚化粧で女王様気取りのモバイルデータ星人が?そーんなわけないでしょ。
モバ「・・・・・・・誰が厚化粧で女王様気取りよ!?」
「え、じゃあ本当にあなたがデタりんなの?」
モバ「あっ」
RRR_200207-2●3年生、旅立ちの言葉
大坪
「今後もがんばってください。終了!」

伊原
「楽しかった、一緒にやれて・・・ありがとう。改めて言いたい。私、頼りなかったと思うけど、いい後輩に恵まれました」

安藤
「教えたという実感はなくて、むしろ全然教えられなかったし、何か身になっていたらいいんだけど。
教えたり教えられたりという関係が高校になって初めてできたし、先輩として付き合ってくれた君たちには、感謝しかないよ」

つまり要約すると、楽しかった!
終わるのが悲しい。もっと一緒にお芝居やってたかった。
学校は早く辞めたいけど部活はずっとやってたかった。
高校演劇は3年間と決まっていて、どれだけ居心地よくても、これ以上居座ることはできない。
「来年、今の2年生たちが、私たちと同じ気持ちになってくれたらと願います」

忙しい部活の合間を縫って、ラジオ制作に関わり続けてくれた3年生たち。
箕面東らしい、ハチャメチャで勢いのあるラジオドラマは、いつも楽しさいっぱいでした。
1年生の頃は、収録中の不真面目な態度を注意したこともあります。
先輩が卒業し、後輩ができて、いつの間にか自分たちが部を率いていく立場になり、本当に見違えるほど3年間での成長を感じています。
人って、成長するんやね。
それを教えてくれた3年生たちでした。
卒業後はそれぞれの道を歩んでいくとのことで、上京して腕試しをする人もいるそうです。
どうか素敵な、素晴らしい未来が、それぞれの道で待っていますように。
そして、それぞれが何らかの形で舞台に、演劇に関わり続けるのなら、またいつかどこかで、あなたたちの舞台を観ることができたら。
その日を楽しみにしています。
そのときまで、お元気で!

RRR_200207-3最後に全員で、必殺技。「か〇は〇波!」「エクスカリバアアアア!」「らぶ♪」「フッ・・・邪眼」「なんとかに替わっておしおきよ!?」