しあわせの道しるべ:第53回(2/9放送)田村康治さん(株式会社イートレック 代表取締役)

2020/02/09

『しあわせの道しるべ』(30分番組)

2日曜 1530
(再放送:同日夜2230~、翌月曜1530~)

誰にでもある人生のターニングポイント。
そのとき、何を感じ、どう選択していったのか。

フリーライター・コーディネーター 中村のりこが、
公私で出会う素敵な方々を毎月ゲストにお迎えして、
その方の人生の転機についてお話を伺っていく対談番組です。

大きな波を起こすものではないけれど、
ラジオを聞く人の心に、小さな道標ができる。
そんな番組をめざしています。

今回のゲストは・・・
株式会社イートレック 代表取締役
田村 康治(たむら こうじ)さん

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田村 康治さん プロフィール>
■株式会社イートレック http://www.etrek.jp/
■イートレック・ブログ https://blog.goo.ne.jp/etrek

関西大学 英文科卒。
ダイハツ~総合商社を経て、ヤル気スイッチホールディングスGM。
2009年5月株式会社イートレックを起業。
柔道4段、書道6段、趣味のゴルフはシングル。

英語で掴んだ人生のチャンス

田村さんの英会話スクールでは、インターネット(スカイプやズーム)を使って、英語を使う楽しさ、そして、それを使う機会を提供されています。「英語を教えるだけでなく、学んだ人がそれを使って何ができるか、人生の道しるべとなるようなサポートをしています」と田村さん。まさに「しあわせの道しるべ」にぴったりのゲストですね。

英語という道具を身につけておくことで、人生のチャンスを掴んだ田村さん。人脈が広がり、人生が動き始めたお話を伺いました。

なぜ英会話スクールを起業?

「僕自身が英語を話せただけで、今の楽しい人生を過ごしているからです」

将来なりたいものを思い描いた高校時代。これから先、学んで絶対に無駄にならないはずと、大学では英語を専攻。それが英語人生のはじまりでした。今では、TOEIC満点、英検1級、全国通訳案内士という田村さんですが、社会に出てからは英語とはかけ離れた生活だったのだとか。英語に戻るきっかけは社会人となってから10年後でした。

パソコンが普及し始めた頃、親しい友人たちとの会話の中でもPCの話が出ました。会社でPCを使用する環境になかった田村さんは話題についていけず、蚊帳の外。そこで奮起し、当時25万ほどしたPCを個人で購入し、こつこつとスキルを身につけていきました。

インターネットもISDN時代。電子メールと呼ばれた機能を使いたいと思っていたときに、友人の米国赴任が決まり、それを機会にアメリカ人の友人を紹介してもらうことにしました。「これが僕の人生の大きなターニングポイント」と振り返ります。

04PC発明家との生涯を通した大きな出会い

その紹介された方というのが、世界初の商用コンピューター「ユニバック」を発明したジョン・エッカート博士だったのです!

毎日、メールのやり取りがはじまりました。

仕事から帰宅してから送るメールは、毎晩A4サイズ3〜4枚におよびました。辞書を引きながら夜遅くまで英語メールを作る作業も楽しくて仕方がなかったといいます。好きなことを前にするとエネルギーがみなぎってきます!

日本から夜に送ったメールも、時差の関係で向こうは昼間。翌朝起きるともう返信がきていました。それもA4サイズ何枚も!

そんな膨大なやり取りが1年続いたあと、国際電話を経て、音声チャットで、実際に会話でやりとりをするようになりました。「自分の訊きたいこと、しゃべりたいことだけでやりとりするのですから、勉強することが楽しくて仕方がなかったですね」
ワクワクする中で身に付ける英語はどんどん吸収されていったのですね。

そして、今では兄弟のようになった博士の息子のジョンさんが来日。家族ぐるみのつきあいが始まりました。仕事のマネージメントについても相談するなど、まさに旧知の仲となっていったのです。また、田村さんがアメリカに行ったときには、ジョン博士の黄金の人脈に触れることとなります。

ゴルフがしたいと言えば、岡本綾子選手のキャディさんが来たり、ゴルフの神様・アーノルド・パーマー氏に会うことができたり、誰かの誕生パーティに行くと、ビルボードTOP10に入るようなアーティストが歌っていたり・・・。

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「僕に特別な能力があったわけではなくて、英語を話せただけ、ちょっとだけ一歩前に出る行動があたっただけで、素晴らしい体験ができたんです。だから、英語を学ぶことがゴールではなく、そこからがスタートだと思いますね」田村さんの言葉には、経験からの説得力がありますね。
前もってスキルを身につけておくというのは大事です。いざチャンスが巡ってきたときに、しっかりつかむためにも!

そして、英語を使う仕事へ転職。面接の際に持参したのは、それまで数年間のメールのやり取りを印刷したものでした。その量なんと、電話帳にして数十冊分!!! 結果はもちろん合格でした。

自分の宝をみんなにシェアしたい

英語を話せることで人生のチャンスを掴んできた田村さん。その楽しさを若い人やこれからチャレンジしたいという人に伝えたいと、現在の会社を立ち上げました。
「日本で英語を話す人を増やしたい。身につけた英語でどんなことができるかということを伝えて行きたい。たとえば、アメリカ東部に島を持っている友人がいますので、ひとりでも多くの人をそこへ連れて行ってあげたいと思っています。そのためには、最低限、自分の言いたいことを言える英語を身につけていて欲しいと思っています」

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<今後の活動>
田村さんの生徒さんには、大使館職員、通訳、教師などの英語をツールとする職業の方から、受験のための中学生やシニアまでもが集まります。個々の目標に合わせたカリキュラムをカスタマイズし、全世界どこにいても学ぶことができるインターネットを使っての授業を展開。無理なく楽しく続けられるシステムになっています。

現在、新学期に向けて生徒募集中。これまでのカリキュラムを刷新し、短期間で自分の言いたいことを話せるように導くそうです。これはスキルが身に付くチャンスかも〜♪

■株式会社イートレック http://www.etrek.jp/
■イートレック・ブログ https://blog.goo.ne.jp/etrek

 

【田村康治さんからの道しるべメッセージ】

最近の日本人は、海外に比べて元気が少ないと思います。元気が少ない原因は体力がないことも一因だと思います。体力が付き、自分に自信が持てるようになると、自分の思う発言もできます。だから、まずみなさんには元気を出して欲しい!

僕は特に人より優れたところは持ち合わせていません。ただ、こんな僕でも、努力だけはいくらでもできます。諦めない限り、努力を続けることは無限にできます。

いきなり100キロのバーベルを上げようとしても「いや、無理!」となりますが、「何も持たずに足の屈伸してみようか。散歩に出てみようか。あの角まで歩こう。あそこに市場があるから遊びに行ってみよう」となると、どんどん辞めずに続けることができますね。努力というのはそういうものだと思うんです。諦めずに、誰でもできるものが努力です。

世の中には人の2倍努力している人はあふれるほどいます。だから、その人たちに負けないようにしようと思ったら、人の3倍努力する!これが僕のこれまでのモットーとしてきたことです。2倍は当たり前、3倍努力すれば、世の中にコワイものは無くなります。できないと思うとできなくなる。できます!!!

田村さんらしい言葉にはパワーがありますね。しかも納得できる!
田村康治さん、ありがとうございました。


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次回の『幸運(しあわせ)の道しるべ』は

 3月8日(日)1530
 (再放送:同日夜2230~、翌月曜1530~)
次回もお楽しみに!

(文責:中村のりこ)