ALTのリサ・ション先生登場@みのたんらじお

2020/02/29

毎週土曜日あさ11時から12時まで
普段はメイプルホールロビーから公開生放送している「みのたんらじお」。
新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、3月14日までは
船場のスタジオから放送しています。
内容はいつもと変わらず楽しい情報や
ゲストとともに過ごす1時間をお届けしています。(箕面市提供)

20200229みのたん①

今週は4年に1度のうるう年!2月29日の放送となりました。
みのおでいきいきと活動する皆さんをお招きお話を聞くコーナー
「みのおコレ一番」はALTのリサ・ション先生にお越しいただきました。
ALTとはアシスタントランゲージティーチャーの略で日本人の先生を補佐し、生きた英語を子ども達に伝える「英語を母語とする外国人の先生」のことです。

アメリカ合衆国ミネソタ州で育ったリサ・ション先生は昨年9月から豊川南小学校に勤務していて、みんなからはリサ先生と呼ばれています。
子どもの頃から日本のアニメに親しみ、高校時代にジャパンクラブというボランティアサークルで日本文化に興味を持ったそうです。学生時代に東京に留学したり、沖縄の中学校で英語を教えたりと日本でたくさんの経験をして、一旦アメリカへ帰国。でも日本がまた恋しくなってJETプログラム(語学指導を行う外国青年招致事業)に応募したそうです。

日本語があまり得意ではないというリサ先生の授業はほぼ英語のみ!で行われます。担当する3年生にとってはかなり難しいのでは?と私たちは心配してしまいますが、リサ先生曰く「子ども達は笑顔で挨拶してくれて、なんとか理解しようと集中してくれます。また理解した子が他の子に教えてあげたりしてくれるので、みんなと楽しくスマイルいっぱいの授業をしています。担当以外の生徒たちも休み時間に廊下ですれ違う時は「How Are You?」「Hello!」と元気に声をかけてくれますよ。」と教えてくれました。
なるほど。それがまさに生きた英語力を培う授業になっているんですね。

20200229みのたん②

リサ先生とご家族はモン族という国を持たない少数民族で、ご両親はラオスとタイから移民としてアメリカへ渡ったそうです。
また子どもたちは英語の先生、アメリカ人というと「金髪や青い瞳の外国人」と思っている子も多く、アジア系アメリカ人の私が教えるということで世界には色々な背景やアイデンティティを持つ人がいるんだよということを伝えられたらと思っていますとメッセージをくれました。

リサ先生、これからも箕面の子どもたちに生きた英語をたくさん教えてあげてくださいね。また夢に向かって頑張ってくださいね!
当日の放送はタッキーのYouTubeチャンネルからでもお聞きいただけます。

2020年2月29日(土)朝11時よりタッキーAスタジオから放送「みのたんらじお」