チワワのグラちゃん@「聞かせて!ペット自慢」

2020/04/08

毎月 第2水曜日の「デイライトタッキー」内でお送りする
「聞かせて!ペット自慢」では、ワンちゃん、ネコちゃんなど
みなさんの家族の一員のご自慢話を聞かせていただきます。

4月は桜ヶ丘どうぶつ病院の仲川朗さんにお話を伺いました。
仲川さんのご家族の一員は チワワのグラちゃん、推定12歳の男の子です。
2020年4月ペット自慢Web
グラちゃんを保護施設から迎え入れたのは2013年のこと。
ブリーダーの多頭崩壊が日本各地で起こり、問題になった年です。
グラちゃんもその被害者の一人で、最初は人間を信じることができず、
怖がって常におどおどしていました。
散歩をしていても、他のわんこに挨拶もできません。
仲川さんがちょっと手を上げるだけで逃げていたのは、
過去に叩かれたトラウマがあったのかもしれません。

仲川さんはグラちゃんのペースに合わせ、少しずつ時間をかけて見守って来られました。
その甲斐あって、最近は職場である動物病院にも時々顔を出し、
看板犬を務められるまでになったのですよ。
(2020年に入ってからは、新型コロナウイルス感染問題があり、
 グラちゃんは看板犬をお休みしています)
このウイルス問題が落ち着いたら、グラちゃんが落ち着いて遊べる
広場などに連れて行ってあげたいとおっしゃる仲川さんでした。

ところで、春は狂犬病予防接種の季節です。
現在狂犬病は撲滅されたと考えられている日本で、
なぜ狂犬病予防接種が必要なのか、どうぶつのお医者さんである仲川さんにお聞きしました。

「確かに1956年以降、日本では狂犬病は発生していません。
しかし、狂犬病は犬だけではなく、猫や人間、コウモリに至るまで、
 哺乳類全般がかかる病気です。しかも致死率は100パーセント。
 そのような恐ろしい病気が万が一にも発生しないよう、
 身近な犬への予防接種をすることが法律で定められているのです」

4月から6月にかけてが狂犬病予防接種の季節です。
箕面市では毎年4月に、箕面市獣医師会と協力して狂犬病予防集合注射を行っていますが、
今年は新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、当面の間、延期となりました。
延期後の日程等につきましては、確定次第、箕面市ホームページで発表されます。
なお動物病院では一年を通して、予防接種や接種済票の発行を行なっています。
詳しくはお近くの動物病院にお尋ねください。

「聞かせて!ペット自慢」毎月第二水曜日 午前11時~
再放送 当日午後7時40分~

(文責:千波留)

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