zoomでゲスト!桂源太さん…「月亭天使のエンゼル演芸場」

2020/05/24

tenshi-1女流落語家・月亭天使がお送りする「月亭天使のエンゼル演芸場」。
落語についてのあんなことやこんなこと、そ、そんなことまで!?おしゃべりしてしまう、魅惑の30分です。
●放送時間:第4日曜日午後2時~2時30分/午後9時/翌日の月曜日午後2時(3回放送)

新型コロナ自粛が続く中、各番組でビデオ会議アプリ「zoom」を利用した収録が始まっています。
「月亭天使のエンゼル演芸場」も、ついにzoomデビュー!
せっかくのリモート収録、ならばゲストも呼びやすいのでは?
ということで、今回は若手のホープにご参加いただきました。

「桂源太でございます」

入門3年目、桂雀太門下。枝雀師匠のひ孫弟子に当たります。
これからの上方落語を担う逸材!との呼び声も高いとか。
出身は関西学院大学の落語研究会で、大学の全国大会で優勝したのは、落語を始めてまだ2年の頃でした。
審査委員長の桂文枝師匠からは
「君、ぜひプロになりなさい。待ってるよ!」
落語界では神にも等しい存在からの、嬉しい言葉。
その言葉を頼りに、本当にプロの道を歩み始めた矢先、再会した文枝師匠にお礼の言葉を述べると
「君、誰やったっけ?」

落語研究会出身で、落語の基礎や知識が既にある状態かと思いきや
「むしろマイナスだと思います」
変な癖がついてしまう分、自分をまっさらな状態に戻さないといけない。
稽古でもその点をよく注意されるそうです。

思い出のネタは『寝床』。
40分はかかる大ネタで、いつかは持ちネタにしたいそうです。
浄瑠璃好きのご隠居が、みんなに聞いてもらおうとするのを、いかに断るか・・・というのが面白いところ。
ジャイアン・リサイタルの元ネタとも言われているようです。

コロナ自粛の中で、落語会ができないのはもちろん痛手ですが、
「いろいろな師匠の稽古を受けられないのが一番つらいですね」
2年の年季が明け、これから・・・というときのこの災難。
こればっかりは、リモート稽古というわけにもいかず、自粛明けが待ち遠しいところです。

他の男性若手落語家と共に結成した「KAMIGATA☆らくご男子」というアイドルグループでも活動する源太さん。
歌って踊れるイケメン落語家としても注目されつつあります。
ミュージックビデオもなかなかの出来栄えですが、かなり修正が入っていたもようで、生歌を披露したときに「違い過ぎやろ!」とさんざんツッコまれたとか・・・。

今はとにかく、落語会が再開できるのを心待ちにしているという源太さん。
お客さんとお会いするのが何より楽しみです、と心境を語っていただきました。

桂源太 Twitter

オフィシャルサイト「天使の落とし紙」