タッキー街かどレポ・・・「アフガニスタンに送るランドセル」を中学3年生・よしのさんがレポート!

2020/08/19

machirepo_200819-1タッキーBOX水曜日、夕方4時27分からお送りしている「タッキー街かどレポ」のコーナー。
街かどレポーターに登録したかたから、普段は電話でまちの話題をお聞きしています。
今回は特別に、スタジオ生出演。

「こんにちは、中学3年生の高橋よしのです」

よしのさんの通う学校では、中3の1年間を通じて「コミュニティプロジェクト」という地域貢献の課題に取り組みます。活動内容は自分で決めて、調査などのアポイント取りも全て生徒が行うというものです。
よしのさんが選んだテーマは「アフガニスタンへランドセルを送る活動」でした。
これは国際協力NGOジョイセフが中心となり、『思い出のランドセルギフト』として2004年から行われているもので、これまで23万個以上のランドセルが、主にアフガニスタンに送られました。
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「アフガニスタンは、学校の校舎もなく青空教室のところも多いといいます。そういうところでは、ランドセルは机替わりにもなります。現地ではランドセルは学校の象徴で、学校に通っていない子もランドセルを見て通いたくなるという効果もあります」

実際にはアフガニスタンへの送料1800円+国内の送料が必要ですが、書き損じはがきを送料に充てることができます。
よしのさんは中学2年生のときにこの活動を知り、自分が使っていたランドセルを送りました。中に、新品の鉛筆の箱を入れたそうです。

「雨風をしのげるのは、日本の私たちにとっては普通のこと。それが、同じアジアでも国が変わるだけでこんなに違うんだな、と気づかされました」
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ランドセルを受け取った子どもは、大人になってもそれを大切にしているといいます。
よしのさんのランドセルも、今頃アフガニスタンの子どもの背中で、二度目の活躍のときを迎えていることでしょう。

↓自分もランドセルを送ってみたい!というかたは、以下をご覧ください。
国際協力NGOジョイセフ
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