ガンバッテイルみなさんを応援する土曜日の「エール・マガジン」(14:15on air)、
2020年8月29日(土曜日)は、科学の山田善春(やまだ・よしはる)先生、91回目のご登場!
音声だけのラジオで、毎回果敢に科学の実験に挑戦。今回は…!?
例年よりもかなり夏休みが短縮された今年。
すでに二学期も始まっていますが、山田先生からは「夏休みの自由研究」のアドバイス。
「いや、まだ提出してない子もいるんじゃないかと思って」
自由研究で大切なのは、最初のクエスチョン。
「なんで?どうしてそうなるの?」
こんなシンプルな疑問から出発するとよいそうです。
山田先生がまず取り出したのは、ガラスの風鈴。
チリーン チリーン
「いい音でしょ?」
確かに、風鈴の音はよく響いて、昔から涼しげな良い音と相場が決まっています。
でも「どうしていい音なのか」。
なるほど、疑問を持つとはそういうことなのですね。
風鈴の中央からぶら下がっている棒状の「舌」が、風鈴本体に当たって音が出ます。
そのとき、舌がすぐに離れることで、本体の音の響きが持続します。
これは打楽器なども同じことで、打った瞬間に打面からバチを離すのがコツです。そして二つ目の実験は、霧吹き。
アイロンがけの強い味方!?
「どうして霧が出るのか」
うーむ、ノズルの部分に細かい細工がしてあるのでは?
実はこれ、単に水の通り道を狭くしているだけなのです!
「ベンチュリー効果」により、ノズルを出た水が負圧の作用で霧と化す・・・。
ノズルの絞りがきついと霧に、あまり絞らないと水鉄砲のようになります。
プシュ プシュ
「見て見て、ほら!不思議でしょ」
「ちょっと、先生!スタジオ機材あるねんから!」