毎週土曜日あさ11時よりメイプルホールロビーから公開生放送でお送りしている「みのたんらじお」(箕面市提供)
オススメの週末情報を紹介したり、ゲストをお迎えして楽しいおしゃべりで過ごす1時間です。
シルバーウィーク突入の秋晴れのお天気で気分も上がります。
箕面でイキイキと活動するみなさんを迎えてお話を伺うコーナー「みのおコレ一番!」には中小地区防災委員会の入江和廣委員長にお越しいただきました。
箕面市では、大規模災害が起きた後、たとえ行政機能が麻痺していても、地域で地域を守る体制を作るため、小学校区ごとに「地区防災委員会」を設立し、避難所の開設、運営を担う一方で、自治会などを中心に、地域での支援活動を行い、地域と避難所間で、情報の集約や提供、人手・物資などの支援のやりとりなどを行われるようになっています。
委員会のメンバーは地区の自治会長や守る会など各団体の長や役員が担っているそうです。
中小地区は世帯数およそ5300、約12000人が住んでいて、自治会、マンションの管理組合、守る会、福祉会、民生委員、コミセン役員など各団体と毎年1月17日の全市一斉総合防災訓練を中心に防災委員会活動を行なっています。
中小地区の特徴は南北に縦長で坂道が多いこと。そして地区の中心を国道171号線が東西に走り、千里川と鍋田川が流れていることもあり、地震の被害状況によっては避難所になっている中小学校に行くことが困難になるため、地区の南にあるライフプラザを安否確認の場所にしています。
そして記憶に新しい平成30年には大阪北部地震と台風豪雨災害時では避難所を7回開設しました。中小地区はほとんど被害はありませんでしたが、やはり実際の災害となると訓練通りに安否確認が出来なかったりと課題が多く見えてきて、その反省から自治会で勉強会を開催するなど新たな取り組みも始めました。
「数年後には新しい校区が誕生して、中小地区もエリアが変更されます。これまでも賞味期限が迫った備蓄食品を利用して自治会などで試食会など開催してきましたが、さらに各団体とコミュニケーションを図り、顔の見える防災活動につなげていきたいです」と最後にメッセージをいただきました。
地震はいつ発生するかわかりません。各ご家庭でもハザードマップの確認、避難経路や防災グッズの用意など備えておきましょう!
2020年9月19日(土)朝11時から放送「みのたんらじお」
この日のお話はタッキ−816のyoutubeチャンネルでも聴くことが出来ます↓