女流落語家・月亭天使がお送りする「月亭天使のエンゼル演芸場」。
落語についてのあんなことやこんなこと、そ、そんなことまで!?おしゃべりしてしまう、魅惑の30分です。
●放送時間:第4日曜日午後2時~2時30分/午後9時/翌日の月曜日午後2時(3回放送)
ビデオ会議アプリ「zoom」を用いて、これまで後輩の若手落語家や先輩のかたなどにゲスト出演していただいてきました。
今回はzoomでゲスト・第5弾!
「月亭希遊(きゆう)です」
入門3年目、月亭遊方門下。
「私・天使の師匠が文都で、遊方師匠はその兄弟子・・・ということは、希遊くんとの間柄は、何ていうのかな」
「いとこ、じゃないでしょうか」
まだ3年目のフレッシュマン!にしては、妙な落ち着きというか貫録が。
それもそのはず、もともと吉本の養成所でお笑いを学び、芸人として8年のキャリアを経てからの入門だったのです。
笑いの幅を広げようと落語を勉強し始めてから、その面白さに気付きます。
「落語というとモノクロのイメージですが、パステルカラーでドッカーン!ドッカーン!という高座を観まして」
それが月亭遊方師匠との出会いでした。
とにかく高座で激しく体を動かし、熱が入るあまりのけぞって倒れて頭を強打し、あとで病院に行った・・・そんな武勇伝に事欠かない遊方師匠。ユニークな創作落語も数多く手掛けています。
希遊さんも、師匠から「オリジナリティーが大切」とアドバイスを受けながら、創作に取り組んできました。
一門はみんな仲が良く、師匠の優しい人柄が偲ばれます・・・と思いきや。
「先日行ったカレー屋さんでめっちゃ怒られまして」
それは本格的なインドカレーの店。
師匠が頼んだメニューと同じものを注文した希遊さんですが、師匠はいきなりブチ切れ。
「お前な、こういう店入ったら、別々のもん頼んで、後でシェアしたいやん!」
女子二人連れならともかく、ええ歳したおっさん二人がウフフ、アハハとカレーを分け合っている姿。
想像するだけでほほ笑おぞましい光景です!?
現在、希遊さんは動画配信にも取り組んでいます。
『月亭希遊の毎日即興落語!~三題噺~』を、50日以上連続で配信中!
「将来は、その辺で遊んでる子どもに『あ!三題噺のおっちゃんやー!』と声をかけられ、その場で三題噺をしてあげられる、そんなおっちゃんになりたいです」