ハーブ&スパイスビールの楽しみと茨木市ビアパブ情報@クラフトビールCLUB

2020/11/01

 クラフトビールってどんなん?という飲んだことのないかたから、クラフトビールにめちゃめちゃ詳しいコアなファンまでが楽しめるトーク番組(第1日曜15時初回放送)。
クラフトビールの醸造から販売までを手がけ、ビアジャッジの資格を持つ谷和(たに・あい)と、旅のプロ・風間佳成(かざま・よしなり)がクラフトビールの魅力や最新の話題などを語ります。
_DSCF9274 食欲の秋、実りの秋にふさわしいスパイシーなビールのお話をお届けします。
ハーブやスパイスは料理や飲み物などいろいろなものに使われていますが、その数350~500種類。
もちろんクラフトビールにもさまざまなハーブやスパイスが使われていますよ。
「芳香性植物の一部で、料理、園芸、クラフトなど、人間の生活の中の何らかの分野で有益な役割を果たすものであり、スパイスとハーブに大別されます。スパイスについては、はるばる熱帯アジアから陸路、海路を経てヨーロッパに持ち込まれたこしょう、クローブ、ナツメッグ、シナモンなどのように、ヨーロッパでは自家栽培できない植物の根や茎、樹の皮、果実、種子類をスパイスと呼んでいます。一方でハーブと呼ぶ植物がたくさんあります。古くからヨーロッパ諸国では、近くの山野に自生していたオレガノ、バジル、タイム、パセリ、ローレル、ローズマリー、セージなどの葉や花の香りを食用にしたり、薬草として生活の中に取り入れ、自家栽培もするようになりました。これらがハーブ(香草)と呼ばれるものです(ヱスビー食品HPより)」。
 ビールのもとは麦を発酵させただけのお酒でした。
これに保存剤としてや味付けをするために使われたのが、さまざまなハーブやスパイスだったのです(グルートと呼ばれました)。
ドイツではこれを制限してビール純粋令を制定したりしましたが、ベルギーでは伝統的にハーブやスパイスを用いたビールが造られてきました。
和ちゃんがオーナーの醸造所・クラフトビアベースBREWING LABではハーブやスパイスの可能性を追求しながら多くの種類のそれを使ってビール造りをしています。
そこでできたビールは和ちゃんのお店で飲むことができますよ。
ハーブ&スパイスビールは、スパイスの効いた料理との相性がよくて、特に大阪が発祥と言われるスパイスカレーとの相性は抜群!
和ちゃんいわく「口の中でのビールのスパイスとカレーのスパイスの多種多様な交わりが病みつきになります!」。
 阪急箕面駅に近い「北摂スパイス研究所」の西川氏の話によると、スパイシーというと辛いものというイメージがありますが、香りとか味わいも楽しんでほしいということでした。
ベルギービールのヒューガルテン・ホワイト、ヴェデット・エクストラホワイトなどはオレンジの皮やコリアンダーなどが、またウィンターエールにはシナモン、クローブ、リコリスなどが使われることが多いですね。
山椒は日本発ですが、世界的に有名になってきています。
ハーブやスパイスを使っている場合は、ボトルの裏の成分表に記載されていますし、ラベルで分かる場合もあるので気になるものがあればぜひチェックしてください。
 茨木市はクラフトビールと音楽のイベント・麦音フェストで全国区になりました。
毎年9月の2日間で2万人以上の人が集まります(今年はコロナの影響で中止)。
よく知られているビアパブは、阪急茨木市駅の隣のソシオ2の地下にあるレーズン堂、JR茨木駅の近くの春日商店街にあるフィールグッドファクター。
そこに今年の9月、阪急茨木市駅側にスリーツリーブルワリーがオープンしました。スリーツリーブルワリー
ブルワリーの名前のスリーツリーは、オーナーの森さんの漢字から来ています。
木が三つのスリーツリーですね。
1階に醸造タンクがあって、2階がTAPルーム、大きなテーブルが二つ、スタンディングでキャッシュオン・スタイルとなっています。
ご夫婦でやっておられるんですが、ご主人の出身地は北海道の苫小牧、奥さんは奈良県ということで、茨木市とは全然関係なかったそうです。
麦音フェストが好きで何度も行っているうちに茨木市が好きになったそうです。
二人が知り合ったのはあの有名な京都醸造のTAPルームでした。お客さん同士で結婚ということもあるんですね。
森さんご夫婦は結婚式、披露宴は北海道であげられたそうですが、なんと京都醸造でも花嫁衣装で常連さんに祝ってもらったそうです。これって最高!
 そして、そこから歩いて2~3分の所に11月4日、「NEIN9キッチン&ボトルショップ」というビアパブがオープンします。nein9キッチン&ボトルショップ・山本さん
全国のクラフトビールファンに絶大な人気を誇る中百舌鳥のエニブリュを経て堺のヒビノビアの店長をやってこられた山本さんが、出身地である茨木で念願のお店をオープンされます。
もともとシェフをやってこられた山本さんの料理も楽しみですね。乞うご期待!ですよ。
 そして、老舗?の「レーズン堂」。ここをはずして茨木のクラフトビールシーンは語れません。
もとミュージシャンの鈴木てんちょ。店長ではなく常連さんはてんちょ、と呼んでおられます。
日本のクラフトビールに加えてドイツビールの樽生があります。
あては燻製の盛り合わせ、ビールとの相性は抜群ですね。
フィールグッドファクターのオーナーの根本さんは麦音フェストの副実行委員長です。
お店の名前の由来を聞いたら、好きなイギリスのバンドで1970年代から80年代に活躍したロックグループDr.Feelgood のThe Feelgood factorという曲からとったということでした。
この曲の入っているジャケットはイギリスのパブの様子を描いた絵なんですよ。
このグループはパブロックと呼ばれています。パブなどの小さな会場でライブをやっていたロックアーチストをこう呼んだんですね。
 また、立命館大学茨木キャンパス内にはガーデンテラス・ライオンがあって昼間から外部の人もビールを楽しむことができますよ。
この敷地はもともとサッポロビールの工場跡地だったんですね。さすがビールの街・茨木市です。
阪急でもJRでもどちらからでも美味しいクラフトビールを飲むことができます。
ぜひ一度茨木市に立ち寄って、ビアパブのはしごをして楽しんでください。
 ビールで明日を幸せに。SUPPORT YOUR LOCAL PUB&BREWERY
 ではみなさん、次回12月6日の放送をお楽しみに!
(文責:風間佳成)
■クラフトビールCLUB
毎月第1日曜日15時放送(当日22時、翌月曜日15時リピート放送)
クラフトビアベースBREWING LAB
北摂スパイス研究所
レーズン堂
フィールグッドファクター
スリーツリーブルワリー
ガーデンテラス・ライオン