毎週土曜日あさ11時よりメイプルホールロビーから公開生放送でお送りしている「みのたんらじお」(箕面市提供)
おススメの週末情報をご紹介したり、ゲストをお迎えして楽しいおしゃべりで過ごす1時間です。
箕面でイキイキと活動する皆さんをお迎えしてお話を伺うコーナー「みのおコレ一番!」には豊川北小地区防災委員会から委員長の野口博史さんに登場していただきました。
箕面市では、大規模災害が起きた後、たとえ行政機能が麻痺していても、地域で地域を守る体制を作るため、小学校区ごとに「地区防災委員会」を設立し、避難所の開設、運営を担う一方で、自治会などを中心に、地域での支援活動を行い、地域と避難所間で、情報の集約や提供、人手・物資などの支援のやりとりなどを行われるようになっています。
豊川北小地区は団地や住宅地、勝尾寺を含む山、農耕地などがあり、約2470世帯8000人が暮らす地域で、地区福祉会と青少年を守る会と豊川北小コミセンが中心となって活動しています。
野口さんは1995年の阪神淡路大震災でのボランティア経験から、防災の重要性を知り、防災意識もまだ少なかった頃から地域運動会の際に「防災レース」として担架に人を乗せて走るリレーをやってみたり、煙が充満した部屋を体験するイベントを行ったりして、箕面市に地区防災委員会が発足する際にはアドバイザーとして関わって来られました。
また大阪北部地震の時にはちょうど豊川北小学校で登校指導を行なっており、「登校時間帯にグラグラ来ました。子どもたちが怖がって動けなくなるのを励ましならが、一緒に運動場まで行き、その後の避難所開設などあわただしく時間が過ぎていった事を思い出します。だんだんと避難してくる住民も増えてきました。その時に阪神淡路大震災の時に1ヶ月以上避難所でボランティア活動をしてきた経験が生きてきましたね。」とお話しくださいました。
そんな野口さんに私たちが日頃心がけておくべき点を伺うと、「まずは自分、家族の身を守ること!自分の住む場所にどんなリスクがあるのか?どこに集まるのか?何を持って出なければならないのか?を話し合っておきたい。また地域で平時から体験し、意識を共有しておくことが大切ですね」と教えてくださいました。
折に触れ、いざという時の行動を考えておきたいですね。
2020年11月21日(土)あさ11時から放送「みのたんらじお」
当日の様子はタッキーのYouTubeチャンネルでもご覧いただけます。↓