箕面観光ボランティアガイドの奥田寿彦さん登場@みのたんらじお

2020/12/26

毎週土曜日あさ11時よりメイプルホールロビーから公開生放送でお送りしている「みのたんらじお」(箕面市提供) オススメの週末情報をご紹介したり、ゲストをお迎えして楽しいおしゃべりで過ごす1時間です。 2020年最後の放送も新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、船場東のタッキーのAスタジオからの放送となりました。

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箕面でイキイキと活動するみなさんをお迎えしてお話を伺うコーナー「みのおコレ一番!」は箕面観光ボランティアガイドから初登場の奥田寿彦さんにお電話でご出演いただきました。
ボランティアガイド2年目の奥田さんは箕面生まれ箕面育ちの生粋の箕面っ子(笑)です。
さぞ箕面愛に溢れて・・・と思いきや、「実は長く住んでいたのに箕面に関心がなかったんです。特に仕事を始めてからは地元を気に掛けることがなかったですね」とのこと。
だからこそガイドを志したのは「地元箕面の知らない事を知ろうと思って」と。まだ2年目で、覚えることもたくさんありますが、楽しいことの方が多いそうです。

今年はコロナ禍でボランティアガイドの活動が思うように出来ませんでしたが、9月に久しぶりにオープンハイキングを再開した際に、参加してくださったお客さまから「待ってたよ~」「山歩きが恋しかったよ~」と再開を喜ぶ声を聴いた時は本当にうれしかったそうです。オープンハイキングは来年1月まで中止が決まっていますが、また再開した時にお客さまにさらに楽しんでいただけるように勉強したり、体力づくりの為に週3回は自宅から滝道を通って大滝まで片道1時間、往復2時間のウォーキングを続けていらっしゃいます。

また依頼ガイドやオープンハイキングの下見や準備で6回も訪れた勝尾寺は、ガイドの勉強でいろいろ調べるうちにとても興味が湧いたそうです。諸説ありますが、古くは弥勒寺と呼ばれていたところ、時の天皇より勝王寺という名前を賜ったそうです。が、王(天皇)に勝つなんて恐れ多いと住職たちが王を尾に変えて勝尾寺になったとか。そんな話が残されているなんてとても興味深く、今は西国巡礼三十三ヵ所の一つのでもある勝尾寺にちなんで西国三十三ヵ所を全て巡礼して回りたいという目標が出来たそうです。

そしてもう一つ夢が。「今年初めて箕面市の小学校からガイドの依頼が来たんです。それまでは大阪市内や豊中の小学生を案内していましたが、北小学校から全校生徒をガイドする依頼が来たんです。山歩きをしながらここにカマキリがいるよ!と虫や植物の話をして子どもたちに箕面の自然に興味を持ってもらえるようガイドも工夫しました。こんな風に箕面の子どもたちに地元に興味を持ってもらえるように、関心をもってもらえるようなきっかけとなるお役目が出来ればいいなと夢が出来ました」

今度はぜひメイプルホールロビーでお話を聴かせてください!
箕面観光ボランティアガイドの皆さん、今年もお世話になりました。また来年も楽しいお話を聴かせてくださいね!

2020年12月26日あさ11時から放送「みのたんらじお」
当日の放送はタッキーのYouTubeチャンネルから聞くことができますよ。