「存在があったかい」チワワのチロルちゃん@「聞かせて!ペット自慢」

2021/02/10

毎月 第2水曜日の「デイライトタッキー」内でお送りする
「聞かせて!ペット自慢」では、ワンちゃん、ネコちゃんなど
みなさんの家族の一員のご自慢話を聞かせていただきます。

2021年2月は、松尾さんとお電話を結んで、ロングコートチワワの
チロルちゃん、5歳の女の子のお話を伺いました。
210210_チロルちゃん1
チロルちゃんが松尾さんのお宅に迎え入れられたきっかけは、
先代のワンコに遡ります。

松尾さんは娘さんとの二人家族。
お嬢さんが2歳の時に、旦那様は病気で他界されました。

お嬢さんが小学生の頃、家族を増やしたいと、迎え入れたのが
ロングコートチワワのチョビちゃん。もともと松尾さんは犬が大好きで、
結婚する前、ご実家にはいつも犬がいたことも影響したのかもしれません。

お嬢さんと新たな家族 チョビちゃんは、姉妹のように仲良く成長しました。
ところが、チョビちゃんは11歳でお星様に。
松尾さんとお嬢さんのペットロスは非常に深かったそうです。

亡くなったことは理解しているものの、ふと
「チョビはどこへ行ってしまったのだろう」
「なぜチョビがいないのだろう」と思ってしまう毎日。
そして松尾さんはペットショップを何軒も回ってしまったそうです。
見かねたペットショップの人が、新たなわんこを迎え入れたほうが
良いのではないかと助言してくれたほど、松尾さんは憔悴していらしたようです。

そしてやっと、チョビちゃんに似た毛色のロングコートチワワと出会い、
お家へ連れ帰ることに。それがチロルちゃんです。
210210_チロルちゃん2

ところが、当初、お嬢さんはチロルちゃんを歓迎することができませんでした。
すんなり新しいわんこを可愛がってしまうことが、
チョビちゃんへの裏切りのように感じたのかもしれません。

わんこのために空いた心の穴を塞ぐことができるのはわんこしか居ない
というのも真実ですし、可愛がっていたわんこをなくしてすぐに
新しい子を受け入れることができないのも真実だと思います。
とはいえ、今はお嬢さんとチロルちゃんは大の仲良しです。

ところで、先代犬チョビちゃんのお名前は漫画『動物のお医者さん』から
いただきました。二代目わんこにも、同じ「C」から始まる名前にしたいと考えて、
某チョコレートのように小さいという意味でチロルと名付けたのだとか。

210210_チロルちゃん3
チロルちゃんはとてもやんちゃですが、基本的にはビビり。
インターフォンのベルが鳴るとワシワシ吠えるため、応対する松尾さんは
相手のしゃべっている言葉が聞き取れないことも多いのだとか。
でも、お嬢さんがベルを鳴らしても絶対に吠えないそうで、
チロルちゃんは「家族以外を家に入れるものか!」と思っているのかもしれません。

チロルちゃんの居る生活はいろんな意味であったかいとおっしゃる松尾さん。
コロナ禍が収束したら、家族でドライブ旅行に行きたいそうです。
それも「もう飽きた!」と言いたくなるほど長めの旅行に。
その日が早く来ますように!

松尾さんがチロルちゃんにかける言葉は
「あなたはうちの大事な家族だよ」。
実は松尾さんは、亡くなった旦那様のことも、姿は見えなくても
お家におられるように感じるのだとか。

最初に二人家族とご紹介しましたが、
チロルちゃんも入れて4人家族というのが正しいのかもしれません。
これからもご家族みんなで仲良くお過ごしくださいね。

「聞かせて!ペット自慢」毎月第二水曜日 午前11時~
再放送 当日午後7時40分~

(文責:千波留)

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