ふらっとちゃっと 「研究テーマを語る会」

2021/02/14

flat_210214大阪大学で環境を学ぶ学生がお送りしているラジオ番組「ふらっとちゃっと」。
大学の先生や留学生をゲストに迎えたり、いま話題のテーマで討論したり、地域で行われている催しに参加して取材したり、毎月趣向を凝らしてお届けしています。
 なお、今回は大阪府下に緊急事態宣言が発令中のため、リモートでの番組収録となりました。

■発掘!Osaka University
大阪大学の先生や留学生をゲストに招いてお話を聞くこのコーナー。
・・・なんですが、緊急事態宣言発令中のこともあり、今回はメンバーたちが自分の研究を紹介する回ということになりました。
そういえば、みんなはどんな研究に取り組んでいるのか、ちゃんと聞いたことありませんでしたね。
順番に発表してもらいましょう!

●黒川
「スマートメータデータを活用した家庭部門エネルギー最終需要予測モデルの逆問題最適化」
各家庭の電力消費量について、シミュレーションと実測値から、人々の生活行動を推定するというもの。
研究の結果、みんなけっこう夜遅くまで起きてるんだな、というようなことがわかりました。家庭での省エネを進めるための提案につなげられれば、と思います。
 
●門田
「動的熱負荷計算と機械学習を組み合わせたハイブリッド熱負荷予測モデルの開発」
ある建物にエアコンを導入するとき、最も省エネルギーとなる能力の機器を選ぶための新たな手法の開発についての研究。
市販エアコンの「○畳用」というのは、実際にはそれより大きめの能力になっているんです(古い木造建築など、条件の悪い建物にも対応するため)。実際にはもっと小さい能力で十分な場合も多いので、建物の条件により最適なものを選べるようにすることで、CO2排出量削減の効果が得られるでしょう。

●大前
「中国発PM2.5による大気汚染影響の評価」
2013年度以降のPM2.5の飛散状況を、大気物質の移動をシミュレーションするモデルを活用して分析する研究です。
 かつて日本でも大きな問題になったPM2.5ですが、今あまり聞かないのは、中国で2013年に規制法が施行され、一気に値が下がったためです。この結果から、いかに中国では規制が厳格に行われているかがわかります。

●鈴木
「新しい地域コミュニティのあり方」
一昔前は活発だったコミュニティーセンターの新しい活用方法や、民間と住民が協力してコミュニティを創出できる仕組みづくりを考えてきました。
自治会に入らない人が増えるなど、地域コミュニティが活気を失うケースもよく見られる中、SNSなどを使って活気を取り戻している地域もあります。

●川崎
「ダイアモンドを使用した、レーザー照射に耐性のあるカプセル開発」
核融合発電のための基礎的研究です。実現すればCO2を排出しない強力な発電方法となります。
課題は、超高圧に耐えるカプセルの開発。普通の素材だと潰れてしまうので、最も硬い物質のダイアモンドを用いることで解決しようとしています。

改めて聞くと、それぞれが環境問題に関わる研究をしてきていることがよくわかりました。こうした一つ一つの取り組みが、地球の未来を明るくしていくのでしょう。
すごいです、みなさん!

・・・その割に、みんなどうも目が死んでいる感じですが、これは一体?
「修士論文の作成で燃え尽きておりまして・・・」