毎週土曜日あさ11時よりメイプルホールロビーから公開生放送でお送りしている「みのたんらじお」(箕面市提供)
オススメの週末情報をご紹介したり、ゲストをお迎えして楽しいおしゃべりで過ごす1時間です。
箕面でイキイキと活動するみなさんをお迎えしてお話を伺うコーナー「みのおコレ一番!」には箕面観光ボランティアガイドの伊藤修孳さんにご登場いただきました。
伊藤さんといえば、箕面の山の桜や新緑、紅葉の情報を素敵な写真とともにメッセージを番組に送ってくださったり、他のガイドの皆さんの応援で駆けつけてくださったりとみのたんらじおには欠かせない存在なのですが、みのおコレ一番のコーナーには2016年以来お久しぶりのご出演(今回で10回目!)となりました。
4月からいよいよ箕面観光ボランティアガイドの活動も本格的に再開という事で、伊藤さんが大事にしているガイドの心得を改めて伺いますと、「へーほーあはは…だよ」とユニークな答えが。ガイドの説明や解説にお客さんが、へえ〜!ほう〜!とうなづいてくれて、あははと笑ってもらえるように、なんか来てよかった!楽しかった〜!と思って帰ってもらえるようにと心がけているんだそうです。活動再開でこれからまたたくさんのお客さんに「へーほーあはは」と楽しんでもらえますね!
さて、コロナ禍になる前は箕面の滝道や山にはたくさんの外国人観光客が訪れていました。
英語が堪能な伊藤さんはそんな外国人ビジターに積極的に声をかけて箕面の事だけでなく、世間話もしながら交流を深めておられたそうです。今回はそんな外国人ビジターとの思い出話をたくさん伺う事が出来ました。
エピソード①エストニアから来た青年をこもれび展望台に案内したら、万歳して大変喜んだそうです。なぜそんなに嬉しいのか聞いてみると、こもれび展望台は390mの高さにあり、エストニアの一番高い山は318mだからエストニアの一番高いところより上に立っているから凄い!と。ちなみにエストニアがあるバルト三国でもエストニアの318mの山が最高なんだそうです。つまりバルト三国の頂上より高いところを歩いていたから大喜びだったんですね。
エピソード②MVGでは役の行者の知識について右に出るものはないと言われている伊藤さんですが、わかりやすく教えてあげようと話しかけたところ、「役の行者ですね。知ってます。歴史は・・」と逆に解説してくれたそうです。聞けば阪大の留学生でつい先日講義の中にその話が出てきたとの事。このように日本の文化を知っている外国人ビジターは意外と多く、知らないだろうと先入観も持って接してはいけないなと教訓になったそうです。
エピソード③MVGでは紅葉した葉をパウチしたカードやしおりをプレゼントする時がありますが、渡してもきょとんとして意味が分かっていないような雰囲気…。聞くと、自分の国には日本のように四季が無いので、木々が紅葉しているのを見た事がなく、緑の葉が赤やオレンジ、黄色になるのがわからなかったそうです。四季折々の自然の楽しみ方があるっていいなと改めて感じる事が出来ました。
などなど、エピソードは他にもまだたくさん!2日は時間がいるそうです。(笑)
コロナが終息し、また箕面の山にたくさんの外国人ビジターが訪れる日を待ちつつ、伊藤さんはじめ、MVGのみなさん、自粛期間中に勉強した事、自主トレした事を生かしてビジターの皆さんをお迎えしてくださいね!
久しぶりのオープンハイキング、4月5日開催です。9時45分から阪急箕面駅前にて受付。市内の桜の名所を求めて歩きますよ。
2021年3月27日(土)あさ11時から放送「みのたんらじお」
当日の様子はタッキー816YouTubeチャンネルでも聴くことができますよ↓