全日本ジュニアクラシック音楽コンクール・作曲部門で全国3位!西村優里さん@みのたんらじお

2021/05/01

minotan_210501a毎週土曜日あさ11時より生放送でお送りしている「みのたんらじお」(箕面市提供)
オススメの週末情報をご紹介したり、ゲストとの楽しいおしゃべりで過ごす1時間です。
新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言により、公開放送は中止。箕面市船場東のタッキー816Aスタジオからの放送となりました。

●みのおコレ一番!
 箕面でイキイキと活動する皆さんをお迎えしてお話を伺うコーナー「みのおコレ一番!」。
 今回は、昨年行われた「第39回全日本ジュニアクラシック音楽コンクール」作曲ソロ部門中学生の部に出場し、全国3位を獲得した西村優里(にしむら・ゆうり)さんに、zoomでご出演いただきました。
 西村さんは当時、アサンプション国際中学校3年生で、今は東京音楽大学付属高校に進学し、ピアニストをめざしています。

 1歳の頃から音楽教室に通い、3歳でピアノ、年中の歳で初めて作曲し、以降毎年1曲ずつ作曲して、音楽教室の発表会で披露してきた西村さん。コンクールへは、勧めを受けたこともあり「集大成のつもりで」応募しました。
 作曲部門ということで、自作の演奏の前に、曲についてプレゼンする時間があり、「演奏よりも緊張しました」。その分、演奏はリラックスして弾けたようです。
曲名は『春の風とともに』。
 タイトルの通り、春の訪れを思わせる軽やかなワルツで始まり、中間では一転して短調の調べに。めまぐるしく転調を繰り返すさまは春の嵐にも似て、やがてそれが収まり、また主題のメロディが戻ってきます。もしフランス語の歌詞をつけたら、そのまま古いシャンソンのスタンダード曲と言っても通りそうな、格調のある6分超のピアノソロ曲です。
 さすがに作曲には1年かかったという労作で、受賞の知らせを聞いたときはとても嬉しかったそうです。
 ちなみに全国3位という結果でしたが、1位・2位は「該当者なし」。こうしたコンクールは、絶対評価と相対評価の組合せで順位が決まるということで、相対評価だけなら西村さんは全国1位ということになります。
この功績により、3月16日(火曜日)には箕面市長表彰が送られました。

箕面市公式ブログ「撮れたて箕面ブログ」より、「第39回全日本ジュニアクラシック音楽コンクールに出場された西村優里さんに箕面市長表彰!」

4月からは東京音大付属高校に進学し、ピアノ演奏家コースでピアニストをめざしている西村さん。寮生活を送りながら、全国から集まった音楽家の卵たちと切磋琢磨しつつ、より高みをめざしてがんばっています。
「自分の演奏でみんなを幸せにしたい。そんなピアニストになりたいです」
ひたむきに、まっすぐ夢を追い続ける高校1年生。

「あの西村優里が、タッキーに出演したことあるんだよ」「マジ?凄いやん!」

将来、そんな会話ができる日が来ることを、タッキー一同楽しみにしています!
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