未完成だが美しい そんな十代が送る30分の番組・・・
地域に暮らす若い人たちの声をラジオで届けたい。
そんな思いから、タッキー816では「ハイスクールプログラム」を毎週放送しています。
ただし、出演は、特定の高校・特定のクラブのみ。
そこで、ラジオに出てみたい中・高・大学生たちが自由に集まって、語り合う番組を企画しました。
タイトルの「発信!じゅーだいスクランブル」は、
・戦闘機の緊急発進(重大スクランブル)
・中・高・大学生などが混ぜこぜ(十代スクランブル)
という二重の意味があります。
今を生きる十代の若者が、切実に思うこと、伝えたいことは何なのか。
番組づくりを通して、一緒に考えていければと思います。
第12回となる今回は、中学生から大学生まで、6人がオンライン収録に参加してくれました。
「ふぁーらくん」(大4)
「わっしー」(大3)
「かいり」(大2)
「マイク」(大2)
「くぼっち」(高3)
「れい」(中2)
さて、このメンバーで話し合う今回のお題は・・・
今回のテーマは「仕事」。
いずれ大人になったら、仕事をするようになる。
どんな仕事を選ぶべきか。
何のために仕事をするのか。
こんなことを、みんなで語り合いました。
<将来やりたい仕事>
・教育者
・ジャーナリスト
・外国人向けの観光ガイド
・ラジオパーソナリティー
・TV番組制作スタッフ
<仕事をする上で大切にしたいこと>
・人と関わること。万博にも興味あり
・余暇がきっちり取れること
・内容を重視したい
・経験値を上げられる仕事
<給料は安くてきついけどやりがいのある仕事/楽で給料は高いけどつまらない仕事>
これは究極の選択?
それでも、集まったメンバーは「やりがい」を取る人が多かったです。
その中で「楽で給料高い」を選んだ人は、仕事以外の時間を有効に使いたいという意見でした。
<自分の好きなことを仕事にできたら幸せ?>
・好きなミュージシャンが「創造する苦しみ」を語っていて、好き・楽しいばかりではないんだなと思った
・趣味程度でやってるから好きなのであって、それが仕事となったら楽しくなくなるかもしれない
・小さい頃から音楽をやってきたけど、それを仕事にしたら「音楽に追われる」ことになるのでは
・小さい頃から「仕事と趣味は違う」と感じていた
・プロのゲーマーが一日中ゲームをしているのを見て大変そうだと思った
・仕事にできる好き、仕事にできない好きがある
・今、好きでやっているサークル活動でもけっこう大変なときがある
<10億円当たったら一生遊んで暮らす?仕事を続ける?>
・ずっと遊んでたら、そのうち遊ぶ内容が無くなる
・社会貢献を感じる手段として仕事は残しておきたい
・飽きるまで遊んだ後、仕事をして、また遊んで・・・の繰り返し
・「学校を作りたい」という夢がある。その資金にする
<仕事は何のためにするのか>
・人生を充実させて幸せになるため
・自分の成長のため
<理想の仕事とは>
やりがい、給料、大変さ・・・いろいろなバランスが取れているのが理想ではないだろうか。
今回も、それぞれが真剣に、自分が考える「仕事」について意見を交わす放送となりました。
いずれ仕事のことで悩む日が、きっとやってきます。
その時に、こうした話し合いの経験が役に立てば幸いです。
自分が生きていくため。そしてみんなの役に立つため。
どうかこれからも、より良い仕事をめざしてくださいね。