全日本ジュニアクラシック音楽コンクール・声楽部門で全国4位!村越桜さん@みのたんらじお

2021/06/12

minotan_210612毎週土曜日あさ11時より生放送でお送りしている「みのたんらじお」(箕面市提供)
オススメの週末情報をご紹介したり、ゲストとの楽しいおしゃべりで過ごす1時間です。
新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言により、公開放送は中止。箕面市船場東、タッキー816のAスタジオからの放送となりました。

●みのおコレ一番!
 箕面でイキイキと活動する皆さんをお迎えしてお話を伺うコーナー「みのおコレ一番!」。
 今回は、昨年行われた「第39回全日本ジュニアクラシック音楽コンクール」声楽部門高校生の部に出場し、全国4位を獲得した村越桜(むらこし・さくら)さんに、zoomでご出演いただきました。
 村越さんは当時、豊中高校3年生で、今は東京で芸大進学をめざしています。

子どもの頃から「歌うのが好きだった」という村越さん。
声楽との出会いは、小学3年生のときにコーラスのメンバーとして出演した「箕面芸術祭」がきっかけでした。
ピアノの伴奏をしていた先生から、声楽の先生を紹介され、小学4年生で吹田市の音楽コンクールに出場。
中学2年でもう一度そのコンクールに挑み、将来性を認められます。
その頃から、音楽の道へ進むことを考え始めたという村越さんですが、音楽専門の高校に進むには準備期間が足りなかったので、進学は普通科へ。それでも、声楽のレッスンは継続して受けていました。
高校2年生で挑んだ「東京国際声楽コンクール」では、地区予選を突破し本選へ。
その本番の舞台では、直前に頭の中が真っ白になり、歌詞の順番がわからなくなるというハプニングに見舞われます。
わからないまま舞台の中央に進み出て、伴奏が始まると、自然に歌詞が口をついて出てきます。
堂々と歌い終えることができ、結果は全国5位の好成績でした。
高校3年生では「全日本ジュニアクラシック音楽コンクール」の第38回・39回に出場し、いずれも全国4位に輝きました。
現在は東京で、芸大声楽科をめざして勉強中の村越さん。
「将来は舞台で歌う仕事につきたいです」と、夢を語っていただきました。ところで、箕面で「村越さん」といえば、現在ミラノ在住のピアニスト村越知子さん、バイオリニスト村越伸子さんの「村越姉妹」が有名です。
村越桜さんとは親戚だったりするのでしょうか?
「それが、実は親戚ではなくて・・・偶然同じ姓なんです」
なんと。みなさんクラシック系のアーティストなので、てっきり同じ一族かと思ってました。
どうでしょう、将来桜さんが声楽家として成長した暁には、知子さん・伸子さんと同じ舞台で「村越トリオ」のコンサートをしてみては?
「それは素敵。ぜひそうなれるよう、がんばります!」murakoshisakura_2