ガンバッテイルみなさんを応援する土曜日の「エール・マガジン」(14:15on air)、
2021年6月19日(土曜日)は、科学の山田善春(やまだ・よしはる)先生、97回目のご登場!
音声だけのラジオで、毎回果敢に科学の実験に挑戦。今回は…!?
暑い季節に突入しようというこの時期、やっぱり熱中症には気を付けなくては。それには水分を摂ることが重要になってきます。
ペットボトルで水を持ち歩くとき、便利なのは100円均一ショップで手に入る保冷グッズ。内側が銀色のアルミになっているペットボトルホルダーは、水の温度が上がりにくいため、冷たい水を飲むことができます。
「じゃあ、どうしてアルミでくるむと温度が上がりにくいのでしょうか?」
温度が上がるのは、外部の熱が伝わるから。
その「熱」の正体は?
それは「赤外線」の作用によるものだといいます。
そして、赤外線は電磁波の一種であるとも。
「要するに、電磁波を遮断することができれば、熱も上がらないわけです」
本当ですか?
そこで、アルミがちゃんと電磁波を遮断するかどうか、実験で確認です!
使用するのは携帯電話。まずは普通の状態で。
「和気さん、僕のスマホにかけてみてください」
prrrr
「もしもし、山田です」
・・・ちゃんとかかります。まあ当然。
今度は山田先生、自分のスマホをアルミホイルでくるみはじめます。
和気「先生、スマホがおにぎりみたくなってるで!」
完全にアルミホイルで覆われたスマホ。
「じゃあ、さっきと同じようにかけてみてください」
・・・
<オカケニナッタデンワハ デンパノトドカナイバショニアルカ デンゲンガハイッテイナイタメ カカリマセン>
おお、今度はかからない!
これで、スマホをアルミでおにぎり巻きすると、電磁波が遮断されることが証明されました!
みなさんも、おにぎりを電磁波から守りたいときはアルミホイルでくるみましょう!?
他にも、放物運動の実験のため、スポンジ玉を飛ばすおもちゃを使って、玉をぽんぽん乱射したり、レインボーカラーのスプリングで運動量保存の法則を説明したりする山田先生。どう見ても遊んでいるようにしか見えませんが、そこに真理への道があるのです、きっと。
というわけで、今回も一番楽しそうな山田先生でした!