上方文化評論家 福井栄一さん@植田洋子とTea For Two

2021/07/07

ステキなゲストをお迎えして、楽しいトークと素敵な音楽をお届けします。
お茶でも飲みながらステキな午後をお楽しみください。
今週は、1年半ぶりに上方文化評論家 福井栄一さんをお迎えしました。

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11/3「文化の日」に生まれ、世界初の上方文化評論家として活躍中の福井さん。
1年半前は29冊だった著書が、現在はなんと34冊になっていました!
放送当日は七夕ということで、日本の七夕には2つの流れが混ざっているというお話からスタート。
七夕に晴れてほしいと願うのは、乾燥地帯である中国から入ってきた貴族や都会の文化。
七夕に雨が降ってほしいと願うのは、湿潤地域の稲作の文化。
織姫と彦星が会えますようにと七夕には晴れを願いがちですが、どちらかというと「雨よ降れ!」と願う方が日本古来の文化なんだとか。

毎年出版していた干支シリーズは、12年かけて2018年についに完結しました。
今回は干支シリーズとはコインの裏表の関係になるという最新著書「十二支妖異譚 神様になれなかった動物たち」のご紹介です。
干支シリーズはシンプルな話をメインに入れており、いわゆる「やばい話」は入れていないんだとか。
この本にはそんな表の本には入れられなかった干支に関する裏の話が詰まっています。
現代の人が触れないような古文を福井さんがわかりやすく現代語訳してくれていますよ。
本の表紙に使われているのは歌川芳虎が描いた「家内安全ヲ守 十二支之図」。
十二支を一つの動物として描いた不思議な絵です。
名前の通り家内安全のお守りになるんだとか。
福井さんは「エトモン」として、コロナ禍で話題になったアマビエよりも流行らせたいそうです。(笑)

今回はこの本の中から「黒島鼠」「玄宗皇帝の笛」「馬の角」を紹介してもらいました。
果たして本当のお話なのか、作り話なのか……不思議な気持ちに囚われること間違いなしです。
この他にも(福井さん風にいうと)「けったいな」お話がたくさん入っています。
ぜひみなさんもお手に取って読んでみてくださいね。
2冊買って1冊は表紙を魔除けに、1冊は読む用にすると良いそうですよ!

福井栄一さんの公式WEBサイトにもいろいろな情報が載っているのでそちらもご覧ください。

福井栄一さんに選曲いただいた音楽も織り交ぜてお届けしました。 

■7/7(水)午後3時放送(再放送は7/7(水)午後9時、7/11(日)午後5時)