zoomでゲスト・第11弾!笑福亭大智さん・・・「月亭天使のエンゼル演芸場」

2021/07/25

tenshi_210725女流落語家・月亭天使がお送りする「月亭天使のエンゼル演芸場」。
落語についてのあんなことやこんなこと、そ、そんなことまで!?おしゃべりしてしまう、魅惑の30分です。
●放送時間:第4日曜日午後2時~2時30分/午後9時/翌日の月曜日午後2時(3回放送)

ビデオ会議アプリ「zoom」を用いて、これまで落語家のかたなどにゲスト出演していただいてきました。
今回はzoomでゲスト・第11弾!

「笑福亭大智です」

笑福亭仁智門下、2013年に入門し、「現在は、えーっと何年ですかね。計算が苦手なもので」
8年くらい・・・。
落語家になったきっかけは?

高校を人より早く卒業(笑)し、バイクが好きだったので板金業に就職したら、そこは建築板金の会社。
21歳のときに倒産し、その後も車がぶつけられて全損。
その頃から落語家になりたいと思っていたので、友人に落語家になれるとこ探して!と頼んで、入ったのは東映。
殺陣の役者になりました。落語家とちょっと違うけど着物を着るからまあいいか・・・。
その後、トラックの運転手、自動車販売店の店長、林業を経験します。
その合間に通った寄席で、次第に「あっ、この落語家さん面白いな」と感じたのが仁智師匠でした。
どうせなるなら、一番面白い人の弟子にならなくては意味がない!
そんな思いで寄席の後に出待ちを続けましたが、車で出て来られるので声をかけられません。
そんなあるとき、たまたま師匠の車が目の前を通り過ぎて行くのを「チャンス!」と呼び止め、弟子入りを懇願。
かなりいい歳だったので、断られるかなと思いきや、ネタを一つ覚えることを条件に認めてもらえました。

「大智くんの人生、そのまますごろくにできるんとちゃう?」

今後は師匠を見習って新作落語にも挑戦したい、という大智さん。
また、怪談にも取り組んでいるそうですが、実は母方が代々霊感のある家系とのことです。
子どもの頃、母方の祖母の家に行って、仏間で寝ていたら、仏壇の上から手が伸びてきました。
「おばあちゃん、手が!」
「ああー、そんなんおじいちゃんやないか」
なんだ、おじいちゃんか。
ちなみにおじいさんはその頃、とっくに亡くなられていたとか・・・。