毎週土曜日あさ11時より生放送でお送りしている「みのたんらじお」(箕面市提供)市内の色々な情報をご紹介したり、
ゲストとの楽しいおしゃべりで過ごす1時間です。 今週も箕面市船場東のタッキーのAスタジオからの放送となりました。
箕面でイキイキと活動する皆さんをお迎えしてお話を伺うコーナー「みのおコレ一番!」には箕面市柔道協会の事務局長の樋口弘造さんを
スタジオにお招きしてお話を伺いました。
箕面市柔道協会は1975年に設立、小・中・高校生をはじめ幅広い年代が練習に励んでいます。
今は新柄コロナの影響でなかなか実戦練習はできない状態ですが、ランニングや回転、筋力アップトレーニングなど基礎体力、体幹を鍛える練習に取り組んでいます。樋口さんの目から見ても、それぞれが成長しているのを感じるそうで、練習以外での生活の中での礼儀の大切さなど、子どもたちの心の成長にもつながっているそうです。
そして前日の開会式で幕を明けた東京2020オリンピックでも期待が高まる柔道。
箕面市ではニュージーランドのホストタウンとして柔道選手を受け入れる準備をしていましたが、新型コロナの感染リスクのため受け入れや交流は中止に
なりました。(残念ながらニュージーランドの柔道選手がオリンピックの出場できませんでした)
しかし、2019年9月29日から10月12日までニュージーランドの柔道ナショナルチームが箕面に事前合宿を行い、選手との交流イベントを通じて子どもたちが世界の柔道を体感することができました。
その時の様子を樋口さんに伺うと、「ニュージーランドではそんなに柔道はメジャーな競技ではないのですが、ジェーソン選手は子どもの頃に精神を鍛えるためにご両親に勧められて始めたそうです。箕面での合宿でも日本の綺麗な柔道を学ぼうという姿勢を感じました。一緒に練習をし、世界の柔道を体験した高校生たちにもいい刺激になったようです。また練習を中心に小学校への訪問など子どもたちや高校生と交流したり、日本文化の体験など、関わった多くの人たちに良い影響があったと思います。」とお話いただきました。
そして柔道だけではなくニュージーランドのオリンピック選手を箕面からも応援しようと子どもたちからの応援メーセージをビデオレターとして撮影したそうです。(そのほか市民の皆さんから募集した応援写真とともに編集して箕面市のHPで公開して、ニュージーランド選手へエールを届ける予定です)
オリンピックでの注目度が高い柔道ですが、樋口さんはぜひ「日本の美しい柔道」を見てほしいそうです。試合中の技もそうですが、
「礼に始まり、試合が終わったらきちんと礼をして対戦相手を称える。」そんな姿勢を子どもたちに見てほしいそうです。
目標に向かってひたむきに努力してきた選手たちにたくさんのエールを送りたいですね。
2021年7月24日(土)朝11時から放送「みのたんらじお」