発信!じゅーだいスクランブル…「才能」について

2021/07/31

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途方もない時間の中で ただただ未来に思いを寄せる
未完成だが美しい そんな十代が送る30分の番組・・・

地域に暮らす若い人たちの声をラジオで届けたい。
そんな思いから、タッキー816では「ハイスクールプログラム」を毎週放送しています。
ただし、出演は、特定の高校・特定のクラブのみ。
そこで、ラジオに出てみたい中・高・大学生たちが自由に集まって、語り合う番組を企画しました。
タイトルの「発信!じゅーだいスクランブル」は、
・戦闘機の緊急発進(重大スクランブル)
・中・高・大学生などが混ぜこぜ(十代スクランブル)
という二重の意味があります。
今を生きる十代の若者が、切実に思うこと、伝えたいことは何なのか。
番組づくりを通して、一緒に考えていければと思います。

第13回となる今回は、中学生から大学生まで、7人がオンライン収録に参加してくれました。
「Ruka」(大卒)
「そーじゅ」(大4)
「わっしー」(大3)
「ふうこ」(大3)
「かいり」(大2)
「いくちゃん」(高3)
「れい」(中2)

さて、このメンバーで話し合う今回のお題は・・・

才能

誰でも、何かの才能は持っているはず。
自分にはどんな才能があるのか、それを知ることは、将来を考える上で重要になってくるでしょう。
この先、才能とどのように向きあっていけばいいのか。
みんなで話し合いました。

<才能があると思う有名人は>
・秋元康(作詞家)・・・・AKB48や乃木坂46、古くはおニャン子クラブなど、常にトップクラスをプロデュースしてきた
・大谷翔平(野球選手)・・高校生の時「目標テンプレート」を作っていた。大目標を達成するために81の
・梶裕貴(声優)・・・・・10種類の声を使い分けられ、それが全て別人の声になる
・安室奈美恵(歌手)・・・高いヒールで歌いながら踊れるのはこの人だけ
・藤原聡(歌手)・・・・・Official髭男dismのボーカル。高音の声が美し過ぎる
・藤井颯太(将棋棋士)・・3連敗したことがない。30連勝する確率よりも3連敗する確率が低いと言われている
・森山未來(俳優)・・・・オリンピック開会式でもダンスを披露。憑依型の俳優

<自分の才能は>
・好きな科目なら覚えるのが早い。英単語など。記憶力
・感性と行動力。ハンセン病の療養所を訪れ、インタビューを行ったりしている
・文章力。友人から「上手いね」と褒められたり、賞をもらったことも
・旅行に関する行動力。九州や北海道を車で旅して回った。「夕日を見ながら入った桜島の温泉、最高でした」
・安易に行動に移さない、慎重さ。何かするときは考え抜いてから行う
・フットワークの軽さと適応力。居酒屋で知らないおじいちゃんたちといつの間にか仲良く飲んでいることがよくある
・他人のために何かすることが苦ではない

<神様から何か才能がもらえるとしたら>
・一度教わったことを確実に実行できる能力
・スポーツの才能。オリンピック選手が人に感動を与えているのを見て
・音楽の才能。吹奏楽部の他の部員が、明らかに自分とは違う能力を持っていて

<子どもに英才教育で才能を身に付けさせられるとしたら>
・外国語を授業で学ばせるのではなく、多言語のある環境で自然に触れられることが大切
・子ども自身が嫌がっているのに押し付けてしまう可能性がある

<才能は将来の仕事に生かすべきか>
・この才能で生きていくことだけが道なのか?と疑問
・得意なことばかりやっていたら、苦手なものから逃げることになり、世界が広がらない
・好きなことを仕事にすると、結局嫌いになってしまうのはよくある話

<才能と上手く付き合っていくには>
・才能があるだけではなく、それを磨いていくことが大切

才能、人より優れた能力。
それは上手く使いこなせば、大きな威力を発揮する武器となります。
一方で、才能にこだわるあまり視野が狭まったり、しんどくなるかもしれません。
信じて進んだ道で、自分を上回る才能に出会ったら、自信が粉々に打ち砕かれるかも。
一線で活躍している有名人も、何度も挫折して、人知れず涙を流した夜があったかもしれません。
どこまでが才能で、どこからが努力なのか。
一人一人が悩んで向き合うべきもの、それが「才能」ということでしょうか。

今回集まった7人は、いずれもかなり豊かな才能の持ち主のようです。
その才能のさらなる開花と活躍、これからも期待していますよ!