毎週土曜日あさ11時より生放送でお送りしている「みのたんらじお」(箕面市提供)市内の色々な情報をご紹介したり、 ゲストとの楽しいおしゃべりで過ごす1時間です。 今週も箕面市船場東のタッキーのAスタジオからの放送となりました。
箕面でイキイキと活動する皆さんをお迎えしてお話を伺うコーナー「みのおコレ一番!」には2013年10月以来3回目のご登場となる竹島憲一さんをスタジオにお迎えいたしました。
竹島さんといえば箕面観光ボランティアガイドの歴史担当というくらいの歴史通。今回は滝道の瀧安寺の本堂(弁天堂)にまつわる歴史をご紹介いただきました。
瀧安寺といえば修験道の開祖である役行者が開いたことでも有名です。医学が発達していなかった時代、加持祈祷で病気や災害を防ぐという考えがあり、
瀧安寺にはたくさんの人々が加持祈祷をお願いに来ていたそうです。
その中には後水尾天皇のお名前もありました。後水尾天皇にはとても可愛がられていた第8皇女の光子内親王がいらっしゃいましたが、光子内親王のお顔には痣があり、この痣を取り除くべく弁財天が本尊である瀧安寺に加持祈祷をお願いされました。
その後痣はなくなり、大変喜んだ後水尾天皇が本堂(弁天堂)を寄進されたそうです。(そんなお話を伺うと、「美の神様」として本堂の弁天堂にお参りに行きたくなりますね。)
また後醍醐天皇天が隠岐に島流しになった時には護良親王が早く都に戻れるように祈祷をお願いされ、その後すぐに戻ってこられたことに感謝し、「瀧安寺」という名を賜わったと伝られています。
瀧安寺の歴史を辿っていくと、いろいろな歴史上の人物が登場し、その時代に思いをはせるのもロマンがありますね。
12月には歴史通の竹島さんによる忠臣蔵・赤穂浪士にまつわるお話が聞ける募集型ハイキングの準備をされているそうですよ。こちらも楽しみですね。
さて、箕面観光ボランティアガイドのオープンハイキングは8月はお休みです。次回は9月20日(月・祝)才ヶ原池から白島愛宕社巡りの一般向け5キロのコースを予定しています。
https://minohkankou.net/minoh-kankou-mvg/minoh-guide/open.htm
2021年7月31日(土)朝11時から放送「みのたんらじお」