藤村麻紀&愛川サトシSuper Duo@第599回Monthly国際交流コンサート

2021/08/15

毎月第3日曜日の午後2時から4時まで、サンクス箕面2番館地下1階のサテライトスタジオから公開放送でお送りしている「Monthly国際交流コンサート」。
2021年8月は「藤村麻紀&愛川サトシSuper Duo」、藤村麻紀さん(vo)、愛川サトシさん(Gt)でお送りしました。
_0815-1 さあ、なるべくコンパクトにまとめたいので、前置き無しで早速ライブレポートはじめますよー!
 今回はまず1曲目の「Spain」から度肝を抜かれましたね~!
「Spain」といえば、数あるジャズの名曲の中でも、演奏するのも歌うのも非常に難易度が高い曲のひとつだと私は思っているのですが、未だかつて、こんなに歌詞がハッキリと聴き取れる「Spain」を私は聴いたことがあっただろうか、いや、ない(こんなハッキリとした反語が使われた文章を見たことも、ない。笑)。
音程も、発音もとにかく正確で緻密、スキャットがまた圧巻で聴いていてめちゃくちゃ楽しい!!
そしてそんな藤村さんのボーカルとやり合う愛川さんの超絶ギター!!ギターソロとかむちゃくちゃカッコ良かったですよね!
実はアル・ジャロウの「Spain」を生で聴いたこともあるのですが、この「Spain」はその時より衝撃を受けました。
ボーカルとギターだけなのに、1曲目からすごい聴きごたえ!!まるでゴールに向かっておふたりが競い合いながら走っているようなスピード感!とにかく痺れました。なんならもう上手すぎて笑けました。
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 「Spain」の勢いそのままにMCが始まったのですが、トークもこれまたお上手で完璧なライブとはまさにこういうことやな~と思いながら聞いているうちに自然な流れで「SMILE」、そして「Over the Rainbow」へと…
「Over the Rainbow」はこのコンサートで少なくとも6月から3カ月連続で演奏されていますが、今回は虹の彼方には素敵な場所があるんだよ、雨が降ったら虹がかかる – 辛いことの後には喜びが待っているんだよ、ということを証明してくれるような、力強いけど安心できるような、説得力のある「Over the Rainbow」だったように思います。

 「Summer Time」で1stステージが終わり、ゲストインタビューのコーナーへ。
藤村さんが表現者向けに設立されたスクール「Authentic Artist Academy」のお話や、愛川さんの配信ライブの裏話などをお聞きしました。

 2ndステージは「DESPERADO」でしっとりと始まり、2曲目「Rainy Wednesday」は藤村さんのオリジナル曲。
みなさんご存知の通り私は自他ともに認める雨女でして、以前に「雨の木曜日」という曲を作ろうとしていたのですが(「オンガクノススメ」を担当させてもらうようになった頃はまだ音楽活動をしていて、担当の木曜日に雨が降ることが非常に多かったのです)、 そんなことを考えていたのがちょっと恥ずかしくなるくらいオシャレな曲でした。(笑)

 スタンダードナンバーの「Day By Day」に続いて歌われた「His eye is on the sparrow」はゴスペルのナンバー。現在ジャズを中心に幅広いジャンルの曲を歌われている藤村さんですが、ゴスペルはルーツのひとつだそうです。
この曲もまためちゃくちゃ難しいんですよ!!もちろん私は歌ったことはないです。(笑)
アカペラから始まり、愛川さんのギターがそっと寄り添っていき、これもふたりで演奏しているとは思えないほど盛り上がっていきます。私も聴き入ってしまって、危うく残り時間の確認を忘れるところでした。
久しぶりにこの曲を聴きましたが、沁みました。。。

 2ndステージのラストは「Love for Sale」だったのですが、これがまたかなり速いテンポのラテンアレンジで、カッコ良いのなんのって…
「Love for sale」といえばちょっとゆるっとしたテンポのスイングというイメージを個人的には持っていて、好きなスタンダードナンバーの中にはなんとなく入っていなかったのですが、このアレンジがカッコ良すぎてずっとニヤニヤしてしまいました。いつか歌いたいジャズナンバーの中に入りました!笑

 そして「オンガクノススメ」でも音源を紹介した藤村さんのオリジナル曲「You have the wings」から始まった3rdステージ。音源ではピアノとパーカッションの編成でしたが、ギターとのデュオも良かったですね~!
藤村さんの伸びやかな声と一緒にどこまでも飛べそうな、とても前向きな気持ちになれる1曲でした♪

 次の曲はリハーサルで歌われているのを最初に聴いたのですが、藤村さんが歌いそうにない曲だったので、しばらく曲名が出てこなかったaikoの「カブトムシ」。藤村さんをよく知るかたからするとそうでもないんだと思いますが、私の中では藤村麻紀さん=ジャズのボーカリストと思い込んでいたので、とても意外な選曲に感じられました。
ここまでずっと英語の歌詞(しかも発音がめちゃくちゃナチュラル!)だったので、日本語の歌詞が新鮮で、やはりひとつひとつ入ってくる。。。
この曲ってカラオケでもよく歌われるんですが、地味に難しいんですよね。しかも結構aikoさんのイメージが強いのに、何の曲か分からないくらい藤村さんの歌になっていたので、スゲーなと思いました(なんかもう感動しすぎて語彙力ゼロw)。
一番最後の愛川さんのギターが入ってくるところもドラマチックで素敵だったな~♡

 続く「The Rose」は私も大好きなナンバー。大サビからフッと小さくなるところでは心がキュッとしましたね。まだまだ、もっとずーっと聴いていたかったですが、あっという間にラストナンバーの「Almost Like Being Love」を迎えてしまいました。。

 全体を通して、本当に素晴らしかったの一言!!
藤村さんは音程がめちゃくちゃ正確で、英語も日本語も聞き取りやすい、特に英語の発音はナチュラルでとてもキレイ!
かといって上手いだけな、優等生的な歌じゃなくて、バランスの良いアドリブと、スキャットも凄くて!聴いていてめちゃくちゃ楽しい♪ しかも、伝わってくるボーカルでした。
(上から目線で偉そうに、と思われるかもしれませんが、自分も歌を歌っていたので分かることもあったり、何より10年近くビルボードライブ大阪で働きながら国内外・様々なジャンルの一流アーティストの演奏を聴いて来たので、多少なりとも人より耳が肥えているハズ!)

 そしてそんな藤村さんのボーカルに寄り添いながらも素晴らしさがドバドバと溢れ出す愛川さんのギター。
今日愛川さんのギターの演奏を聴いていて、「あーえ~わ~♡ やっぱりギターの音色めっちゃ好きやわ~!!」と思って。ただどうせまた素敵なピアノの演奏とか聴いたら「やっぱピアノ好きやわ~」とか思うんやけど、(笑) でも自分が良くギターとのデュオで歌っていたというのもあって、やっぱりすごい好きな音で、しかも愛川さんの演奏も私の好みドンピシャで、酔いしれるとはこのことやなと思いました。

…コンパクトにまとめると宣言していたにも関わらず、いつもより長くなってしまいましたね(滝汗) 笑
ここまで読んでくださったかた、ありがとうございました♡
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■Monthly国際交流コンサート:毎月第3日曜午後2時~4時生放送
(再放送 当日午後9時~11時、翌月曜午後2時~4時)