フードロスを減らしたい!阪大Food Action@みのたんらじお

2021/10/16

毎週土曜日あさ11時より生放送でお送りしている「みのたんらじお」(箕面市提供)
箕面市内の色々な情報をご紹介したり、 ゲストとの楽しいおしゃべりで過ごす1時間です。
今週はタッキーの開局26周年記念の公開生放送イベント「タッキー816とレッツクールチョイス」の会場、みのおキューズモール・キューズステージからの公開生放送となりました。
今週はパーソナリティー繁田麻衣子に代わって、タッキーBOX木曜日担当の菅濱小香が担当しました。

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クールチョイスをテーマに地球温暖化防止のための「賢い選択」についてみんなで一緒に考えようと箕面で生き生きと活動する皆さんをお迎えしてお話を伺うコーナー「みのおコレ一番!」には大阪大学の「阪大Food Action」のメンバーで3回生の布川可帆さん、井上みすずさん、喜多穂佳さん、楢崎新之助さん(4回生)の4人にお越しいただきました。

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「阪大Food Action」はコロナ禍で食品ロスが増えているという事を知り、何か自分たちで出来ないか?まずは身近な阪大の学食で食品ロス・フードロスを減らせないかと有志が集まり現在は7人で活動しています。これまで学食での廃棄量調査を行なったり、商店街のお店で食品ロスになってしまいそうな商品を販売するお手伝い「阪大HELPプロジェクト」などを実施してきました。
活動をSNSで発信していくと共感してくれる人も多く、「スーパーやコンビニで売られているお弁当などが期限を過ぎるとそのまま捨てられてしまうことに胸を痛めていた」という喜多さんや楢崎さんもSNSで知ったことで活動に参加するようになったそうです。
そして他の大学にもこの活動は広がりを見せているそうで、「各大学でフードロスをこれだけ減らす!減らせた!競争」ができたらいいなと教えてくれました。

「阪大Food Action」メンバーの食品ロスを減らす日々の行動を聞いてみると、「野菜の皮やヘタを切り取りすぎない。無駄にせず使い切る工夫をして料理する(布川さん)」「買い物に行く前に冷蔵庫のチェックをします。何が必要か確認して無駄がない買い物を心がけています(井上さん)」「今残っている肉や野菜を下味や調理をして冷凍保存するようにしています。ご飯や食パンも残ったら冷凍してますね(喜多さん)」「買い物する際は消費期限の近いものから取る。買うようにしています。(楢崎さん)」とどれも今すぐに真似したい行動やフードロスを減らすヒントが詰まってました。

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最後にメンバーから皆さんへのメッセージ「実は家庭から出る食品ゴミがとても多いんです。賞味期限と消費期限は違います。賞味期限は美味しくいただける期限で消費期限は食べられる期限です。消費期限の近いものから購入する。またニオイなどでまだ食べられるか自分で判断できる力をつけることが大事だと思います。そして当たり前を見直す!なんでも簡単に大量購入できる生活を当たり前とせず、必要な物を必要なだけと、生活スタイルを見直していきましょう!」といただきました。

4人のお話はストンと胸に響くものがありました。「食べ物を捨てる」という胸が痛む行動を減らすためにもう一度自分の生活を見直してみようと思いました。

2021年10月16日(土)あさ11時から放送「みのたんらじお」