毎週土曜日あさ11時よりメイプルホール ロビーで公開生放送している「みのたんらじお」(箕面市提供)
ゲストをお迎えしてお話を伺ったり、週末のイベント情報をご紹介したり、箕面に密着した情報で送る1時間です。
久しぶりにパーソナリティー繁田麻衣子がメイプルホール ロビーに帰ってきました!やっぱりホームは落ち着く〜
箕面で生き生きと活動する皆さんをお迎えしてお話を伺うコーナー「みのおコレ一番!」には令和元年度に萱野小学校PTAで広報委員長を務められた榎本恭子さんをお迎えしました。
令和元年度発行の萱野小学校のPTA広報紙「くすの木」が昨年11月に行われた第42回全国小・中学校PTA広報紙コンクール小学校PTAの部において佳作を受賞されたということで、この7月に萱野小PTAの皆さんに箕面市長表彰が贈られました。
このコンクールはPTA広報活動の活性化促進を目的に毎年実施されていて、令和元年度に発行された広報紙が対象の小学校PTAの部には全国から2742校の応募があり、各地方協議会での第1次審査を通過した362校の中からさらに第2次、第3次、最終審査を経て22校の広報紙が受賞の栄誉に輝きました。
受賞した広報紙を見せていただいくと、「どこかのイベントのパンフレット?」と間違えるほど鮮やかな青と写真、イラストが目に飛び込んできます。
内容もA46面分と情報も満載で、扉を開くごとに驚きと次は何かなとワクワクさせる編集になっています。
これは榎本さんが広報委員長を務めるにあたり、「まずは手にとってしっかり読んで欲しい!」という想いから、思い切った構成で行こうと、やるならコンクールに応募して賞を取るくらいの気合いで行こう!の気持ちが詰まった萱野小PTA広報紙「くすの木」となりました。
各学期ごとに一回発行される広報紙。1学期は先生方の紹介、2学期は運動会の様子、3学期は卒業する6年生を柱に、取材をし、写したたくさんの写真の中から「これだ!」という一枚を選び、キャッチコピーや文章を加え、何度も試行錯誤しながら紙面作りをしてきたそうです。
「表紙のレイアウトを100パターンぐらい作りましたね。写真も4000枚ぐらい撮影してましたし、選ぶという作業だけでもかなりの労力を使いました。例えば構成でも、散らばった点と点がつながると、メッセージが浮かび上がるという仕掛けを紙面に取り込んだり、パソコン作業ができると言っても限界があるので、途中でできずに諦めたり、投げ出したくなったり、妥協して簡単な方法へ逃げそうにもなったんですが、やりたいことを諦めたくない!特に3学期は子どもたちの輝く未来のために頑張りたい!と、その思いで動いていました」と、当時を振り返る榎本さん。
そんなお話を伺うと、やっぱりPTA役員って(特に広報委員)大変そうって敬遠したくなるんですけど・・という問いには、「広報委員をしてみて、学校のことに気付けたり、運動会など子どもたちのイベントをより近くで体感できたり、やってみたからこそ味わえる体験や感動がありますよ。また広報紙、良かったよ!面白かったよ!子どももすごく喜んでいたよ!と保護者からの声が届くと本当に嬉しかったです。」と答えが返ってきました。
最後に保護者の皆さんに向けて「とにかくPTAを、委員会活動を楽しんでほしい!」とメッセージをいただきました。
途中、榎本さんの「行動しないと何も始まらない」という言葉がとても印象的でした。
2021年10月23日(土)あさ11時より放送「みのたんらじお」