まちのラジオ第2週 「まちかね祭」で公開収録!ゲストは語劇祭委員会のみなさん

2021/11/11

machi_211111a箕面の主な活動グループが週替わりでお送りする「まちのラジオ」。毎月第二木曜は、大阪大学社学連携事業。大学と社会のつながりをテーマに放送しています。

前回は、初めて大阪大学箕面新キャンパスの中で公開収録を行いました。
ぜひ今回も・・・と思ったら、収録予定日は大阪大学の大学祭「まちかね祭」当日。
残念ながら、箕面キャンパスには人がいないとのこと。
「じゃあ、まちかね祭で公開収録ってできないですかね」
だめでもともとで言ってみたら、実現することに!すごい!
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公開収録は11月5日(金曜日)。
「まちかね祭」初日、豊中キャンパスのメインストリート。
学生のみなさんがぞろぞろと歩いている中、一般講義棟B棟前に陣取って、午後4時から収録スタートです。
ゲストは、大阪大学外国語学部語劇祭委員会から、このお二人。

委員長:安田優美香さん(イタリア語専攻3回生)
副委員長:小田はる乃さん(ヒンディー語専攻2回生)

「チャオ!」「ナマステ!」

machi_211111c安田さんは小っちゃな頃からディズニー大好き。
ディズニーシーでベネチアのゴンドラに感動し、イタリアに興味を持つように。
「もともと引っ込み思案なので、イタリア語の力で華やかな人間になろうと思いました」
その甲斐あって、2年半で性格は激変!(笑)
「イタリア語はみんなこんな感じですよ(笑)」

小田さんはお経の源流であるサンスクリット語に興味を持ち、インド北部のヒンディー語を学ぶことに。
語順は日本語と同じですが、名詞に性別があって、使い分けないといけない。
例えば犬は男性名詞、猫は女性名詞、法則はあって無きがごとしで、全部覚え込むしかないそうです。

ここで、イタリア語専攻の安田さんに、1曲イタリア語で歌ってもらうことに。
曲は『サンタルチア』♪
アコーディオン伴奏は聞き手の野間耕平。
まちかね祭でたくさんの学生が行き交う中、夢の共演が実現しました!
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●語劇祭とは?

外国語学部の学生が、各言語で劇を上演する「語劇祭」。
歴史は古く、昭和12年頃に開催された「第1回万国語学大会」がそのルーツとされています。
東京外大でやっていたのに触発され「大阪でもやろう!」と当時の学生が始めました。
語劇祭当日は、卒業した先輩が訪ねてきてホームカミングデイみたいな雰囲気。
また、各国の大使館の人が観に来ることもあるそうです。

●レッツ!決めゼリフ

映画やアニメで有名な決めゼリフを、それぞれの言語で言ってもらうというぶっこみ企画。
たまたま通りかかった、今年のイタリア語劇の主役を務める男子学生にお願いしました。

「海賊王に!!俺はなる!!!」
ディベンディロ!!イルレリピラーデ!!!

ヒンディー語は小田さんに。

「月に代わっておしおきよ!」
チャンドゥキー セゲーフパレ ダンドゥドゥンギー!

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●今年の語劇祭

日時:11月27日(土曜日)・28日(日曜日)
場所:箕面市船場東2丁目「COM3号館」3階ステージ
内容:19言語の語劇(舞台上演18作品、映像1作品)
料金:無料
申込:不要

演目をいくつか紹介すると・・・

☆デンマーク語『アナと雪の女王』
原作『雪の女王』はアンデルセン(デンマーク出身)の作品。いわばオリジナル・アナ雪!?

☆イタリア語『カヴァレリア・ルスティカーナ』
シチリアを舞台に繰り広げられる、まるで昼ドラのような男女4人の愛憎ドロドロ作品・・・。オペラとしても有名

☆ヒンディー語『ボーラーラームの魂』
年金がもらえず困窮の末に死んだ男・ボーラーラーム。その魂はどこへ行ったのか、天界を巻きこむ大騒動に!?

しかし、言葉がわからないと劇も楽しめないのでは?
「大丈夫です。すべて字幕が付きます」

字幕は学生のみなさんがすべて手作業で制作しており、その苦労は並大抵ではありません。
それでも、語劇に出演することは、語学力UPに大きな効果があるといいます。
「語劇経験者は、授業でも明らかにテキストを読むのが上手になっています」
文化や歴史を知る機会にもなり、先輩や後輩とのつながりができるのも大きい・・・そんな魅力を語っていただきました。
いろんな人に観に来てほしい、今年の語劇祭。
その気持ちを、それぞれの言語でお願いします!

「アイェアイェ!」「ペルファボーレ!」
(来て、来て!)(お願いします!)

大阪大学外国語学部語劇祭委員会 twittermachi_211111hmachi_211111gFC0tlUYaUAAfmJC