タッキー816みのおエフエムでは、地球温暖化の原因になる温室効果ガスの排出を抑えるため、毎日の暮らしの中でできることから、賢い選択をする「COOL CHOICE」に賛同して、さまざまな放送を行っています。
デイライトタッキー内で放送中のコーナー「世界のおばあちゃんの知恵袋」では、箕面の外国人市民のみなさんに、母国で教えてもらった生活の知恵や、省エネに関する取り組みを、和気貴志と原田陽子がうかがっていきます。
(毎週金曜日、午前11時~・再放送は当日午後7時42分頃~)
第6回は、和気貴志が、大阪大学・言語文化研究科・日本語・日本文化専攻の、ヘバ・ラマダンさん(シリア出身)に、母国のようすや、ヘバさんが気を付けて取り組んでいる環境活動について教えていただきました。
シリア・アラブ共和国は、戦争のイメージが強いですが、パルミラ遺跡といった有名な世界遺産がある国で、気候は日本のように、8月頃が暑いそうです。
電力不足が深刻な母国では、エコというよりも「節約」という意識で行動をされているかたが多く、長い停電時間をいかに快適に過ごすかなどを、工夫しています。
例えば夏の季節、シーツを少し水で濡らして、電気が来ているときに扇風機で冷やします。そして、停電時にはシーツの中に入って涼をとります。
また、ヘバさんが日本で感じたことは、ごみの分別をとてもしっかりとしているという良い面がある一方、多くの食べ物が捨てられている光景を見て「もったいない」と感じ、食品ロスを少しでも減らしていく取り組みができれば、と話していました。
このほかにも、ヘバさん自身は、皿洗いや入浴時に水を出しっぱなしにしない、お風呂の水を洗濯にも再利用するなどの工夫をしているそうです。
「世界のおばあちゃんの知恵袋」は、YouTubeでも聴くことができます。
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