滝道から公開生放送・・・箕面で新種発見!?光るキノコ@みのたんらじお

2021/11/20

minotan_211120a毎週土曜日午前11時からの公開生放送「みのたんらじお」(箕面市提供)。
箕面の色々な情報を紹介したり、 ゲストと楽しいおしゃべりで過ごす1時間です。
11月20日(土曜日)、箕面の山はこれからが紅葉の見ごろ!ということで、滝道・ゆずるの足湯前から公開生放送です!

うわー、人がいっぱい!

久しぶりです、こんな人ごみは。
ようやく滝道にも、いつものにぎわいが戻ってきたようです。
親子連れ、年配のかた、犬を連れた人、ハーモニカを吹きながら歩くおじいさんも。
天気も上々の、公開放送日和です。
minotan_211120bminotan_211120cminotan_211120d
●「山林こども博覧会」の模型
放送ブースの目の前には長机、そこにデン!と置かれた模型が。
「これは明治44年に行われた『山林こども博覧会』の模型です」
お話は「ええ箕面推進市民の会」事務局の太嶋清恵さん。
当時、箕面駅の線路は現在と異なり、ぐるっとループ状になっていました。
人呼んで「ラケット型線路」。確かにテニスのラケットっぽい形です。
「山林こども博覧会」では子どもたちが作った作品などの展示が行われ、線路の内側スペースには富士山型の遊具も設けられました。
当時はまだ箕面動物園もあった頃で、箕面を訪れた子どもたちは心ゆくまでこの博覧会を楽しんだことでしょう。
アクリルケースの中の模型から、楽しげな歓声が聴こえてくる・・・そんな気にさせられます。minotan_211120fminotan_211120gminotan_211120eminotan_211120h●みのおコレ一番!
箕面でイキイキと活動する皆さんをお迎えしてお話を伺うコーナー。
今回は「外院の杜クラブ」から、吉成経(よしなり・おさむ)さんにご登場いただきました。
「外院の杜クラブ」は、市が管理している山のうち、外院3丁目の山の整備を請け負っている市民グループです。校区の小学生が校外学習で山を訪れるため、下草を刈ったり、丸太階段を設置したり。子どもたちが安全に山を楽しめるよう、活動を続けています。
「たまたまその辺りの山をうろついていたときに、声をかけられましてメンバーになりました」
吉成さんはもともと渓流釣りなどが趣味で、いろいろなところへ出かけて行っていました。
しかし、いろいろ忙しくなったため「裏山でできる趣味は」と模索する中で、キノコと出会ったといいます。
キノコは万を超す種類があるといわれ、分類されていないものや名前の付いていないものもたくさんあります。
キノコを求めて山を歩いていた吉成さんは、ある日、とても美しいキノコを発見しました。
それは全体が半透明に透き通っていて、緑色に発光しているように見えます。
その後、何年も観察を続けていますが「その場所でしか見つかりません」。
これまでに見つかっているキノコでは「ワカクサタケ」に似ていますが、どこか違っているようにも見えます。
ひょっとして新種!?
吉成さんは便宜的に「ヒスイタケ」と名付け、大学の研究者に鑑定を依頼しようと考えています。
吉成さんの仲間が撮影したヒスイタケの写真は、2021年の日本菌学会写真展で会長賞を受賞しました。ヒスイタケ03ヒスイタケ04
こんなに美しいキノコが、箕面でしか見られない新種として認定されるかも・・・夢のある話です!

繁田「これ、食べられますかっ!?」

s-DSC07878_不明イグチ_脳みそシワチャヤマイグチ?●s-DSC02370・・・毒の有無は不明ですが、無闇に食べない方がいいのでは、と吉成さん。ゼリーみたいでおいしそうなんですけどね。
他にも、これまでにたった一度だけ見つかった「脳みそのようなキノコ」や「まっくろくろすけ」など、奇想天外なキノコワールドのお話。箕面の山がこんなキノコパラダイスだったとは!
詳しくは「外院の杜クラブ」のブログで紹介されていますので、ぜひご覧ください。

外院の杜クラブのブログ

minotan_211120iminotan_211120jminotan_211120k