OSAKAエコニュース「もったいないやん!食品ロス削減について」

2021/12/17

タッキー816みのおエフエムでは、地球温暖化の原因になる温室効果ガスの排出を抑えるため、毎日の暮らしの中でできることから、賢い選択をする「COOL CHOICE」に賛同して、さまざまな放送を行っています。

毎週金曜日、午後4時30分からの「OSAKAエコニュース」では、大阪府の地球温暖化防止の取り組みについて、職員のかたに教えていただきます。
(再放送は翌月曜日、午前7時25分頃~)

12/17ご出演:大阪府 環境農林水産部 流通対策室 総務・企画グループ 池永恭子(いけなが きょうこ)さん
テーマ:もったいないやん!食品ロス削減について

■「食品ロス」とは?
- 食品ロスとは、まだ食べられるけれど捨てられてしまう食品のことで、以前、恵方巻やお弁当が大量に捨てられている映像がテレビでも流れていましたが、みなさんの食生活に非常に関係するものです。1人あたり、毎日お茶碗1杯分、おにぎり1個分が捨てられていると言われています。

■私たちが気を付けることは?
- 冷蔵庫の整理整頓はもちろん、スーパーなどで買いすぎない、料理を作りすぎない、外食で注文しすぎないといった工夫のほか、一番大切なことは、食べものに感謝しておいしく食べきることです!ちなみに、期限切れでみなさん捨てがちですが、賞味期限はおいしい目安なんです!

■食品ロス削減とエネルギー問題の関係は?
- 簡単な取組のようで、日々心掛けないとムダにしてしまいがちで、みなさんのお財布にも優しくないんです。食べものをせっかく作って、運んで、売られたのに、そのまま料理せずに捨てられたり、作った料理も食べきれないからといって残したりしています。これは、エネルギーをムダにして地球に優しくないということだけではなく、食品を海外から輸入したり、世界では食を必要としている方がいる中で、とてももったいないことなんです!

■池永さんが取り組むマイ・クールチョイスは?
- 私は手前取りです!スーパーやコンビニで商品が並んでいますが、すぐにおうちで食べるなら、賞味期限・消費期限が短い手前の商品からとるようにしています!

■最後に一言
- 大阪府のホームページでも、おうちの余っている食品を寄付することができるフードドライブという取り組みの窓口や、食品ロスになりそうな食品を購入することができる専用サイトを紹介しています。ぜひ「大阪府 食品ロス」と検索していただき、みなさんの取り組みのきっかけとしていただけると嬉しいです。
フードドライブ活動へのリンクはこちら

次回も、大阪府の環境に関する取り組みを紹介していきますので、お楽しみに!

<フードドライブ活動の窓口のようす>
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