愛犬マロタンと大活躍!芦野妃佐子さん登場@みのたんらじお

2022/01/22

毎週土曜日午前11時よりメイプルホールロビーから公開生放送でお送りしている「みのたんらじお」(箕面市提供)。おすすめの週末情報をご紹介したり、ゲストをお迎えして楽しいおしゃべりで過ごす1時間です。

箕面でいきいきと活動する皆さんをお迎えしてお話を伺うコーナー「みのおコレ一番!」には彩都在住の芦野妃佐子さんをお迎えしました。
芦野さんは昨年の8月、真夏の炎天下の中で迷子になっていた女の子を発見・保護し、女の子を捜索中の警察へ通報しました。その際駆けつけた警察官や
パトカーに驚いて逃げてしまう女の子に寄り添い、長時間に渡って女の子の安全確保に協力されたということで、10月に箕面警察署にて感謝状を贈呈されました。

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改めて当日の様子を伺ってみると…
朝いつものように愛犬マロタンと散歩していると、小学3年生ぐらいの裸足の女の子を発見。「迷子なのかな?裸足だし、これは大変だ!」と声をかけてみましたが、障がいのあるお子さんで、なかなか名前や状況が掴めず。このままでは危ないと、一旦愛犬を自宅に連れ帰利、再び女の子の様子を追いかけて
いくと、バスを見かけたら走り出したり、明らかに家の方ではない方向に向かってどんどん歩いていきます。急いで警察に通報して状況を説明すると、警察でも捜索中だったそうで、すぐにパトカーが駆けつけてくれました。しかし今度はパトカーや警察官の姿に驚いた女の子が怖がって逃げ出します。芦野さんは発見から1時間近く女の子が落ち着くまで声をかけ寄り添い、そして無事に保護者と会うことができました。(後ですぐ近所のお子さんだったと知って、
今後のためお母さまとも連絡先を交換したそうです)

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当日の様子を伺ってビックリ!私ならそんな行動に移せるのか?粘り強く寄り添うことができるのか?など芦野さんの行動力に感動しつつ、芦野さんのその行動力の源についてさらに伺っていきました。
自治会の役員やコミセン天空の家で受付のボランティアをしたりと、なるべく地域との関わりを持つように心がけているそうで、「困っているなと思ったらすぐに声をかけるようにしている」と声がけする際に心強いパートナーが愛犬のマロタン(シープー・7歳の男の子)なんだそうです。マロタンと散歩していると人懐っこいマロタンのおかげで小さいお子さんからお年寄りまでたくさん声をかけてもらえます。またマロタンが一緒だと声もかけやすく、これまでも認知症で帰り道が分からなくなったおじいちゃんやおばあちゃん、鍵を忘れてマンションに入れなくなった小学生など困ってる人に声をかけてきたそうです。特に子どもたちからはちょっとした有名人だそうで、手作りの「わんわんパトロール中」の腕章と鈴をお散歩バッグにつけてマロタンと散歩に出ると、鈴の音に気づいた子どもたちが会いにきてくれることもあるそうです。なので鍵をなくした子どもさんも安心して芦野さんに事情を話すことができたのですね。そんな日頃からの愛犬マロタンとの散歩と声かけ活動で、昨年夏の迷子の保護もできたのだと納得しました。

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また地域のワンちゃんとの交流も大好きで、散歩中に出会ったワンちゃんの名前は覚えて、次の声かけにつなげているそうです。
そんな愛犬家の芦野さんから「おしっこやうんちのマナーを守ってみんなが気持ちよく住めるよう、飼い主さんたちにお願いしたいです。」とメッセージ。
愛犬マロタンとともにこれからも地域の頼もしい存在として活躍されるお姿が目に浮かびました。

2022年1月22日(土)朝11時から放送「みのたんらじお