番組開始からまる3年!クラフトビールで明日を幸せに!@クラフトビールCLUB

2022/03/06

_IMG_0030クラフトビールってどんなん?という飲んだことのないかたから、クラフトビールにめちゃめちゃ詳しいコアなファンまでが楽しめるトーク番組(第1日曜15時初回放送)。
クラフトビールの醸造から販売までを手がけ、ビアジャッジの資格を持つ谷和(たに・あい)と、旅のプロ・風間佳成(かざま・よしなり)がクラフトビールの魅力や最新の話題などを語ります。

この番組をお聴きいただきありがとうございます(感謝!)。
3年間あっという間でしたね。
日本で初めてのクラフトビールの情報番組として、旅とクラフトビールをテーマにやってまいりました。
番組が始まった当初はビアフェスの紹介などもバンバンしていたのですが、新型コロナウイルス感染によるまん延防止措置や緊急事態宣言の発令で好調ムードは一変。
この2年間は観光業やクラフトビール業界などが大きな打撃を受けてしまいました。
こんな状況の中で、クラフトビールのブルワリーが続々と登場してきたのです。
これは驚きでした。
ビアパブ、TAPルームの酒類の提供禁止や営業時間の短縮で樽生を飲むことができなくなっていたので、倒産するところも出てくるのではないかと心配していました。
でも「ビールで明日を幸せに」という言葉のとおり、家飲みやネットでのお取り寄せ、オンライン飲み会などでクラフトビールを飲むのを止めない人や新しくファンになった人が多くいて、ブルワリーの数も減るどころかむしろ増えてきました。
クラフトビールを楽しむためには、よき造り手、よき注ぎ手、よき飲み手、そしてよき売り手、よき広め手(伝え手)が必要だと常々思っています。
この番組はよき広め手でありたいと続けてきました。
僕は飲み手、広め手の部分でしか貢献できていませんが、和ちゃんはその全てにおいて貢献していて、さらにそれぞれの質の向上をはかろうと頑張っています。
この番組を長く続けてこられたのも、リスナーが増えてきたのも和ちゃんのお蔭です。
4年目を迎える4月からは番組を通して培ってきた人脈を生かし、クラフトビールの魅力を伝えてまいりますのでご期待ください!

今月は大阪府枚方市のご当地ビールを紹介します。
長尾良祐さんがオーナーのビアハウス・ホビットというお店で、枚方ビールの樽生が飲めます。
なんと大学3回生のときにホビットを創業。
バックパッカーで世界を旅して、「学生よ、旅に出ろ!」という本も出版されています。
その長尾さんが枚方をビールの街にしたいという思いを込めて、2月9日に京阪枚方市駅直結のビルに「ビアショップ・ヒラカタシティ」をオープンされました。
6タップあっておいしい生のクラフトビールを通勤帰りにさくっと飲むことができ、冷蔵庫には缶ビールやボトルがぎっしり。
家飲み用に買って帰ることができます。
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オーナーの長尾さん

オーナーの長尾良祐さん

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そしてその横に枚方燻製所を作られました。
この燻製所のロゴマークがあの枚方の有名な「くらわんか舟」と船頭さんの絵なんです。
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江戸時代、大坂が「天下の台所」としての役割を担うようになると、淀川が経済の大動脈となって舟運による輸送が発展しました。
安藤広重の浮世絵にも描かれた三十石船など多くの船が京都の伏見から大坂天満の八軒家浜の間を往来していました。
最盛期には約1400艘もの船が運航していたそうです。
その三十石船などに乗って枚方にやってくる客に「餅くらわんか、酒くらわんか」と言ってものを売る「くらわんか舟」というのが名物でした。
あまり知られていないのですが、江戸時代、東海道は京都から大坂まで延長されることになります。
弥次喜多道中で有名な東海道五十三次は、53番目の宿場町が大津で、終点は京都三条大橋です。
元和5(1619)年、東海道の延長線として京街道(大坂街道)が新たに設置されて、これらの五十三次の宿場を含めて東海道五十七次と呼ばれました。
京都から延長された東海道は、54番目が伏見、55番目が淀、56番目が枚方、57番目が守口、そして終点は大坂京橋となったんです。
枚方は東海道56番目の宿場町なので「枚方宿(ひらかたしゅく)」と呼ばれ、淀川の港町・商人の町として賑わってきました。
伏見と大坂を結ぶ三十石船の船待ちの宿として江戸時代に賑わった鍵屋が、現在、枚方宿鍵屋資料館として公開されています。
鍵屋の主屋は、極めて少なくなった江戸時代の様式を残す歴史的建造物で、枚方市が解体復原し、平成13年に「市立枚方宿鍵屋資料館」として開館しました。
この辺りは日本風景街道に「新世紀くらわんかストリート」として選定され町並み散策を楽しめます。

もう一つの話題。
3月1日、阪急箕面駅改札口から徒歩10秒にディレイラブリューワークス山ノ麓TAP ROOM(やまのふもと・タップルーム)がオープンしました。
店長は爽やかでビールの知識が豊富な寺尾宜子さんです。
午前から開いているので、昼ビールもいけますよ。
なんとディレイラのビールが10タップです。
わざわざ阪急電車に乗ってお店に来る人もたくさんいるでしょうね。
注目はナイトロビール仕様のタップがあるんです。
普通のビールは炭酸ガスを使います。
あのシュワっとした感じは炭酸ガスの特徴ですが、ナイトロ仕様というのは、ナイトロつまり窒素を使うんです。
一味違った味わいを楽しむことができますよ。
泡がクリーミーで、ビール特有の苦みが抑えられて、まろやかになって、のどに刺激がなくスムーズに飲めるんです。
これぜひタップルームで飲んでみてください。
料金は全てのタップビールが小270mlで700円、大560mlで900円となっています。
開店時間(当分の間※ラストオーダーは閉店30分前)平日は10:00~14:00、16:00~20:00、土・日曜日、祝日は8:00~18:00、定休日は不定休(3月は2・9・16・23・30日が休み)。
タップルームの冷蔵庫にはおしゃれなデザインの缶ビールがずらっと並んでいて、持ち帰りができるしタップルームで飲むこともできますよ。
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#ビールで明日を幸せに
ではまた4月3日をお楽しみに!
(文責:風間佳成)

■クラフトビールCLUB
毎月第1日曜日15時放送(当日22時、翌月曜日15時リピート放送)

【参考】
ビアハウス・ホビット 
新世紀くらわんかストリート
山ノ麓TAPROOM(2月28日付)

【添付写真(上から)】
ビアショップ・ヒラカタシティ
オーナーの長尾良祐さん
枚方ビール
枚方宿鍵屋資料館
山ノ麓TAPROOM外観
山ノ麓TAPROOM店内
ディレイラブリューワークス缶ビール