毎月第3日曜日の午後2時から4時まで、サンクス箕面2番館地下1階のサテライトスタジオから公開放送でお送りしている「Monthly国際交流コンサート」。
2022年2月は第605回「ALL TIME HITS UーLI Mash UP」。ピアノやギターとボーカルのデュオ形式であったり、ジャズのトリオやギター弾き語りなどで出演されるかたが多い国際交流コンサートですが、今回ステージ上にはたくさんの機材!
演奏はU-Liさんがご自身でミックスされたEDMを中心としたサウンドで、いつもとは一味違うコンサートでした。
手元の機材を自在に操って音楽を流し、スタンドマイクとヘッドセットマイクを巧みに使い分けながら歌も歌う…
分かりやすく表現すると”ひとりDJ&ボーカル”といった感じ。
機材はサンプラーというものなのでしょうか?
そちら方面の知識が無いもので、何がどうなってそうなっているのかは全く分からなかったのですが、確実に言えるのは歌いながら機材の操作をするって凄いですよね!
しかも舌がもつれんるんちゃうか!?というようなスピードでサラサラ~っと流れるようなラップにびっくりするくらいキレイなファルセット(裏声)からのめちゃくちゃ細かい動きのフェイク(アドリブ)!!
ボーカルのスキルも高すぎです!
ボーカルのインストラクターもされているそうなので、それもそのはずなんですが、ご自身はほとんど独学で歌を勉強されたそうです。
あんなに細かいフェイクをするかたもそんなにいないと思うので、ゲストインタビューのときにどうやって勉強してこられたのか伺ったところ、主に楽器のソロを聴き込んだとのこと!
私もシンガーの端くれなので、若いときにマライヤやらホイットニーやらアギレラやらのフェイクをコピーして練習していたのですが、なるほど、楽器のソロか!とまさに目から鱗でした。
ボーカルだからボーカルを聴いて練習するのが当たり前だと思っていたけど、同じ音楽なんだから、楽器の演奏から学べることもあるんですよね!今回もひとつ勉強になりました。
ゲストインタビューのコーナーでU-Liさんのキャリアについて伺ったのですが、なにせ”いろいろ”すぎて…
全然時間が足りませんでしたね。
HPにもありますが、R&BにHIPHOP・Rap、Rock、J-POPにJAZZ STANDARDまで、さまざまなジャンルを歌えるシンガーDJ、Remixでトラックも作って、ときには音響照明まで操るU-Liさん。
プロシンガーとして独立された後、ジャズのビッグバンドの専属シンガーとして活動されていた時期に、やはり「ジャズのビッグバンド」という括りの中ではどうしても制約があると感じていたので、それから自分の音楽を追求した結果、今の”いろいろ”なスタイルになったと話してくださいました。
演奏された曲について、正直に白状すると、今回はマッシュアップ(2つ以上の曲から片方はボーカルトラック、もう片方は伴奏トラックを取り出して、それらをもともとあった曲のようにミックスし重ねて一つにした音楽の手法〈wikipediaより>というスタイルだったということもあり、(ただの言い訳) 明確にこの曲!と分かったのはEd Sheeranの「Shape of You」にThe Chainsmokersの「Closer」、それにDoja Catの「Say So」くらいで、あとは「ん!?これはMichaelのRock With Youのトラック!?」とか「これは70年代の…あ~曲名なんやっけ!?」という感じだったのですが、基本的にはノリの良い曲ばかり♪ ほとんどノンストップで、ご本人もMCで仰っていましたが、海外のラジオを聞いているような感じでもありました。
まだまだ寒い国際広場でしたが、会場にお越しのみなさんも音楽に乗って体を揺らし、Hotな2時間でした☆
■U-LiさんInstagram
■Monthly国際交流コンサート:毎月第3日曜午後2時~4時生放送
(再放送 当日午後9時~11時、翌月曜午後2時~4時)