箕面のいろいろな高校が、週替わりで番組づくりに取り組む「ハイスクールプログラム」(金曜夜9時30分~10時/再放送:日曜朝9時30分/水曜昼2時30分)。第3週は関西学院千里国際高等部の担当で「We are SOIS Family」と題してお送りしています。
今回はリモート収録。出演は・・・
「ななみ」「わか」「なのは」「なな」「やすは」「さくら」「あゆみ」(12年生)
「すいか」「れいな」「ゆめ」(10年生)
先日、無事に学校を卒業した12年生たち。
でも、まだ実感がない・・・。
なんか、思わずまた学校に行きそうになるよね。
みんなの今後は、それぞれ進学先もバラバラ。
東京組は、さくら、なな、なのは。
なな「私は3月後半から東京で一人暮らしだよ」
さくら「寮に落ちました!」
希望者多数で、抽選に落ちちゃった。・・・ってあと2週間で行くのに、どうすんの!?ホテル暮らしか!?
お母さんが必死に、なんとか部屋を探してくれました。
なのは「私、実は東京じゃないんだけど」
本当は神奈川なんだけど、説明が面倒なので「東京」って言ってた・・・。
やすは、ななみは関西居残り組。
あゆみは岡山です。
「みんな、遊びに来てね!詰めたら4人くらい寝られるよ♪」
一番遠いのは わか?
「まじやばいよね」「そうそう帰ってこれない」「行くのに何日かかるん?」
い、いったいどこまで・・・。
●これまでを振り返って
・なのは
月イチ収録、あっという間だった。
いろんな人が聴いてるラジオでしゃべれて、なかなかできない経験でした。
・あゆみ
最初は何をしゃべればいいのかわからなかったけど、ラジオだからこそ話せることがあった。
自分たちの番組をラジオで聴くのも貴重な経験でした。
やすは
・しゃべるのが大好きなので、ラジオはすごく楽しかった。
ラジオ局まで行く途中、みんなで話しながら歩いたのがいい思い出です。
・さくら
ラジオで一つのテーマについて話し合うのは、ふだんはなかなかできないことでした。
・わか
全員個性が強すぎて、毎回面白い。
いつもはわからないお互いのことを、よく知ることができました。
・なな
「え、そんなことしてたの?」とお互いのことに気付けた。
私はしゃべりが得意じゃないから、話す練習になったし、他の学校の人とも話せて良かったです。
・ななみ
自分がラジオでしゃべるとは思ってなかった。誘ってくれた先輩に感謝です。
グランピング先からリモート収録したことも。
こんな経験、大学に入った後もたぶんできないでしょう。
後輩たちにも、素敵なラジオ体験をしてほしいです。
・10年生たちから先輩へ
一緒にアルティメットをしたりして楽しんだ、そんな先輩たちが学校にいないのは不思議な感じ。
図書館もなんだかがらんとして、静かになっちゃいました。
(え、12年生たちがうるさかったってこと?)
これからは私たちが番組を受け継いで、楽しく自分たちの日常を語っていきます!
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
7人による番組「We are SOIS family」。
2年間の歴史は、そのまま新型コロナウイルスの脅威にさらされてきた期間でもありました。
最初からいきなり、普通に収録もできないような状況で、なんとかできる方法を探りながらの船出でした。
タッキー史上初めてとなるzoom収録は、「We are SOIS family」の2年前の4月の放送回。
やったことのない画面越しの収録、タイムラグやノイズに苦しみながらも、それぞれがステイホームの近況を、持ち前の明るさと元気で伝えてくれたこと。今では当たり前のように行っているリモート収録も、最初のその回があったからこそ、定着していったのではないでしょうか。
コロナによって、いろいろな楽しみを奪われた2年間。本来なら海外に行けたはずの修学旅行も大阪日帰りとなり、ダンスパーティーのプロムも無くなり、その他の行事も軒並み中止。もっともっと、楽しい思いをさせてあげたかった・・・。
そんな中でも、明るさを失わず、制限された中で楽しみを見つけることにかけては全員が達人クラスの7人。そのトークに、元気をもらったかたも多いのではないでしょうか。
どうか今後はそれぞれの道で、新しい出会いを大切にしながら、それぞれの夢を花開かせてほしいものです。
ラジオの経験が、少しでも役に立てば幸いです。
リモート画面に並んだみんなの姿。
それは、何かパーティーをやっているような、そんな印象を受けました。
どんなに楽しいパーティーでも、いつかは終わりの時間が来ます。
でもそれは、次の新しいパーティーを始めるために、必要なことなのです。
これからどんな楽しみが待っているのか。
奪われてしまった時間の分、そのお返しに百万倍、良いことがありますように。
そしてまたいつか、みんなで集まって、パーティーしよう!