毎週土曜日の午前11時より、生放送でお送りしている「みのたんらじお」(箕面市提供) オススメの週末情報をご紹介したり、ゲストとの楽しいおしゃべりで過ごす1時間です。 新型コロナウイルスの感染拡大に伴うまん延防止措置により、今週も箕面市船場東、タッキー816のAスタジオからの放送となりました。
箕面でイキイキと活動する皆さんをお迎えしてお話を伺うコーナー「みのおコレ一番!」は萱野北小地区防災委員会委員長の和田正一さんとお電話を結んでお話を伺いました。
箕面市では、大規模災害が起きた後、たとえ行政機能が麻痺していても、地域で地域を守る体制を作るため、小学校区ごとに「地区防災委員会」を設立し、避難所の開設、運営を担う一方で、自治会などを中心に、地域での支援活動を行い、地域と避難所間で、情報の集約や提供、人手・物資などの支援のやりとりなどを行われるようになっています。
委員会のメンバーは地区の自治会長や守る会など各団体の長や役員が担っているそうです。
和田さんは地区防災委員会の立ち上げメンバーとして準備段階から参加されていて、委員長になって4年。まずは萱野北小地区の特徴を教えていただきました。主なエリアは如意谷で、古くからある団地が多く、高齢者の住民が多いそうです。そして避難所が萱野北小学校ではなく、第二中学校になっています。
如意谷の上の方から二中まで避難しようとすると結構距離があるため、高齢者や体の不自由な方の避難をどうするか?が大きな課題だそうです。
そして今年1月17日に行われた全市一斉総合防災訓練について伺いました。今年は平日で、しかもコロナ禍という事もあり、当日は各自治会を中心に黄色いハンカチ作戦を実施してもらい、各自治会で取れた安否確認を二中で取りまとめるなど役員の安否確認の訓練が主になりました。
つい最近も東北で大きな地震が続いたり、南海トラフ地震はいつ起こってもおかしくないとも言われています。改めて防災について思うことを和田さんにお聞きすると、「大阪北部地震は平日の朝に起こりました。私もすでに職場に出社していて、職場での対応が精一杯でした。私たちはどこかで大地震って、家族と一緒にいる時に遭遇するのでは…。と思っているところがありませんか?いやそうじゃないと。いつどこで起きるか分からない。家族と離れているときに起こったらそう行動するのか?改めて考えて決めておくことが大事になってきます。ご近所にはどんな方々住んでいるのか?避難所はどこにあるのか?
など、意識して置いて欲しいですね。」とメッセージをいただきました。
2022年3月19日(土)朝11時から放送「みのたんらじお」