ガンバッテイルみなさんを応援する土曜日の｢エール･マガジン｣(14:15on air)
2022年3月26日（土曜日）は、日本スポーツ協会公認スポーツデンティストの、関根陽平さんをお迎えしました。
「スポーツデンティスト」という言葉を初めて聞いたかたも多いと思います。「デンティスト」とは、歯医者という意味です。歯科と全身の機能は関連があり、関根さんは、歯だけでなく全身を見ているそうです。
関根さんは、小学生の頃から、野球やテニスなどのスポーツをやっていて、大学生のときに、スポーツを支える仕事に就きたいという夢を抱き、鍼灸師になる道へ進みました。その中で、アメリカンフットボールのトレーナーとして、選手のけが予防などをケアしていましたが、「歯」にも興味を持ち始めました。「アメリカンフットボールの選手が使っているマウスピースも、ただ単に歯を守るためだけではなく、嚙み合わせや舌の位置も重要なポイントだ」と話します。
現在の関根さんは、アイスホッケーやゴルフ、野球、バレーなど、さまざまなスポーツに携わっていて、男子円盤投げに一番力を入れているそうです。2024年パリオリンピック出場をめざす、安藤夢選手のトレーナーも務めています。このほかにも、女子バスケットボールチームの「東京羽田ヴィッキーズ｣で、チームデンティストとしてサポートをするなど、精力的にスポーツ界を支える活動をされています。
2021年の、安藤夢選手は、日本選手権で5位、日本実業団選手権で3位に輝くなど、今後の活躍が期待されています。
選手だけでなく、関根さんのようなスポーツデンティスト、カメラマン、トレーナーなど、それぞれができるサポートをして、みんなでオリンピックをめざしていくためのクラブを作り、パリ五輪に向けた準備を行っているということです。
まだあまり浸透していない「スポーツデンティスト」ですが、関根さん自身が表に出て、話を広めていくことが大切だと、話していました。
関根さんが主宰を務める、東京歯科鍼灸統合勉強会（TIADS）のホームページ
■エール・マガジン
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