「デイライトタッキー」第5水曜日放送の「発見!技あり日本」では
日本が世界に誇る技や特産品をご紹介しています。
今回は、地元箕面の老舗タオル専門商社 小杉善株式会社の代表取締役
小杉啓生さんをお迎えして、タオルについていろいろなお話をお聞きしました。
小杉善株式会社は今年で創業111年目、小杉さんは4代目の代表取締役です。
生活に欠かせないタオル。
現在の日本では、大阪・泉州と、四国・今治が二大産地と言われています。
泉州は日本のタオル発祥の地。織った後で”さらし”工程を入れる「あとさらし」のため、ノリが洗い流され吸水性の良いタオルです。また、比較的薄手で搾りやすく乾きやすいのが特徴です。
一方の今治は、糸の段階でさらし工程を入れる「先さらし」のため発色がよく、美しいプリントなどが可能。産地によって特徴があるのです。
今回のコロナ禍はタオル業界にも大きな影響を与えました。
感染予防の観点から今まで以上に念入りに手を洗う方が増え、タオルを使う機会は増えています。ところが、コンサートタオルや冠婚葬祭のギフト、ホテルなどのタオル需要が減ったのが現状です。
そんな中、昨年、小杉善株式会社さんは、身に着けるフェイスタオルMikketa(みっけた)を開発。
Mikketaはタオルをコンパクトな形に折り畳んでカラビナなどを装着、鞄やウエストに掛けて持ち運びできるようにしたもの。手を拭くたびに鞄の中が濡れたりしませんし、探す手間がなくさっと手を拭くことができる商品です。クラウドファンディングで応援購入を呼びかけたところ、大反響を呼びました。コロナ禍で、出先で手を洗うことが増えた上に、タオルを清潔に持ち歩きたいというニーズがあったからでしょう。
4月29日は「よくふく」の語呂合わせで「タオルの日」です。
4月1日から5月15日まで、「タオルの日」推進委員会ではプレゼント企画を実施します。SNSで「タオルの日」推進委員会をフォローし、タオルネタをタグ付け投稿した方の中から抽選でミニタオルをプレゼント。詳しいことは「タオルの日」推進委員会のInstagramアカウントをご参照ください。
小杉さんはSNSに投稿されるタオルネタをご覧になって、意外な使いかたや使用者の要望をダイレクトに知ることができ、新鮮な思いがするそうです。新たな商品開発のヒントを得ることもあるかもしれません。タオルは生活に密着し、広く流通している商品であるのに、これまでは使用者さんの意見などが製造者に届くことはなかなかなかったのだとか。ネット社会の良い面ですね。
小杉さんは「ご使用されているタオルを時々は見直して、新しいものと買い替えてください。まだまだ感染対策が必要な状況です。清潔なタオルを感染対策にお役立てください」と呼びかけておられました。
小杉善株式会社 ホームページ:http://kosugizen.com/
「タオルの日」推進委員会Instagramアカウント:https://www.instagram.com/funwari_0429/
【プレゼント】
日本タオル卸商連合会からタッキーをお聞きの方に、素敵なプレゼント!
ハンカチタオル3色セットを5名の方に。色の組み合わせはお任せくださいね。
ご希望のかたは 住所、氏名、電話番号を忘れずに「技あり日本」係まで。
番組へのご感想もお忘れなく。
電話:072−728−3210
FAX:072−728−3733
E-Mail:816@minoh.net
締め切りは4月5日(火)、ご当選者の発表は 4月6日(水)のデイライトタッキーで。
たくさんのご応募お待ちしております。
(文責:千波留)