演劇祭初出場に向けて関西学院千里国際中等部日本語演劇部@みのたんらじお

2022/06/11

毎週土曜日あさ11時よりメイプルホールロビーから公開生放送でお送りしている「みのたんらじお」(箕面市提供)
市内の色々な情報をご紹介したり、ゲストとの楽しいおしゃべりで過ごす1時間です。

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箕面でイキイキと活動する皆さんをお迎えしてお話を伺うコーナー「みのおコレ一番!」には関西学院千里国際中等部の日本語演劇部からキャストの真田和津さん、三浦舞香さん、スタッフの木村樹乃さん、上村琴美さん、そして顧問の菊池康貴先生に登場していただきました。
4人は中学3年生にあたる9年生で、演者である「キャスト」と音響や照明などを担当する「スタッフ」に分かれて舞台を作り上げていきます。
中学生・高校生約20名が一緒に活動していて、発声やストレッチ、即興劇のエチュードなどの練習をしています。

みんなが入学した時はまさにコロナ禍真っ只中。授業もオンラインで、部活も集まって活動が全くできない。公演もできない時期を過ごしてきました。その間はインターネットで脚本を探したり、来るべき活動再開の日に向けて部員それぞれが課題に取り組んできました。
そして、今年の5月9日に新入生歓迎公演「その探偵、馬鹿につき。」を学校の図書室を舞台に上演!初舞台だったキャストの真田さんと三浦さんは「はじめはドキドキ緊張したけれど、コロナでできなかった分楽しもう!って」「私、お芝居しているんだ!って実感して楽しかった!」とその時の気持ちを教えてくれました。
実は2人の初舞台を間近で見たスタッフの木村さんと上村さんは「普段の2人とは別人のようになって、ほんまに劇してしてる!プロやん!」って感動し、2人の舞台を支えたいと入部を決めたそうです。

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友人を感動させた2人にも入部のきっかけを聴いてみると、「元々アニメを見るのが好きで、そこからお芝居に興味を持ったので」「7年生の時に部活体験で演劇部の雰囲気にすごく憧れて」と教えてくれました。
そしてそんな4人が6月18日(土)に行われる第147回大阪府中学生演劇祭に出場します!この演劇祭(コンクール)自体が3年ぶりの開催で、大阪府内の25校の中学校演劇部が2日間にわたり上演します。
上演作品は「わになって」…トラウマを抱えた女の子とその子を支えたい女の子が登場する二人芝居です。
キャストの真田さんと三浦さんがアイデアを出し、顧問の菊池先生が脚本を、スタッフの木村さんと上村さんは照明と音響を担当しみんなで大舞台に挑戦します。(番組の中で劇中のセリフを少しやってもらえないかな?の無茶振りにもスイッチがすぐに入り、お気に入りのセリフをテンポよく掛け合いで披露してくれました!)

いよいよ本番が迫る中、緊張も膨らみますが、「照明や音楽が芝居にハマると気分も上がります!悔いのないように思い切り楽しんできます!」と意気込みを語ってくれました。4人で最高の舞台を見せてくださいね!

2022年6月11日(土)午前11時から放送「みのたんらじお」