コムカフェで活躍!外国人シェフの皆さん@みのたんらじお

2022/06/18

毎週土曜日あさ11時よりメイプルホールロビーから公開生放送でお送りしている「みのたんらじお」(箕面市提供)
市内の色々な情報をご紹介したり、ゲストとの楽しいおしゃべりで過ごす1時間です。

箕面でイキイキと活動する皆さんをお迎えしてお話を伺うコーナー「みのおコレ一番!」には箕面ふるさとカレンダー2022「箕面産野菜を使った世界の一皿」で料理を担当した中国・天津出身の山口麗さん(1月)と香港出身のホ・ボウィーさん(5月)をお迎えしました。

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箕面ふるさとカレンダーは箕面市が毎年各家庭に無料配布しているカレンダーで、毎年テーマに沿った箕面ならではの写真や絵画とともに、ごみ出しの曜日や市の催し、学校行事などが記載されています。
そして2022年は「料理で世界旅行」をテーマに「箕面産の野菜を使った世界の一皿」と題し、小野原西の多文化交流センター1階にあるコムカフェで腕を振るう外国人シェフの皆さんが作った自慢の家庭料理、郷土料理が毎月カレンダーを彩っています。

まずは1月を担当した山口麗さんのお料理「水餃子」について伺いました。(水餃子には箕面産の白菜と長ネギを使っています。)
「見た目はシンプルで簡単そうなんですが、実は小麦粉で皮から作っているんですよ(笑)私の出身地では子どもの頃から親に教わって、餃子の皮を作って育ちます。また具の中にニンニクは入れず、タレの中に生ニンニクを入れて食べます。ニンニクには殺菌作用があるので昔から生活の知恵として料理の中にニンニクを取り入れることで食中毒を防ぐ役目があるんです。」と教えてくれました。
そのほか水餃子以外でもコムカフェでは麻婆豆腐や酢豚など山口さんの得意料理をランチメニューに登場させているそうです。

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そして5月を担当したホ・ボウィーさんのお料理「福建炒飯」について伺いました。(炒飯には箕面産アスパラを使っています)
「実は香港では福建炒飯はとってもシンプルなんですよ。炒飯は卵のみ!塩・胡椒で味付けせずに、その分あんかけのあんにオイスターソースと貝柱を効かせてしっかりとした味付けで、一緒に混ぜて食べるんです。カレンダーやコムカフェでは日本人の好みに合わせて炒飯に具をたくさん入れてます。」と教えてくれました。またコムカフェでも人気の大根もちやハムスイコー(餅米が皮の揚げ餃子)など香港飲茶が得意なんだそうです。

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お二人がコムカフェで外国人シェフとして腕を振るうようになったきっかけは、「もともと国際交流協会(MAFGA)で中国語の生活相談員をしていて、そこでシェフに誘われました(山口さん)」「外国人シェフを募集しているお知らせを見て、国際交流にもなるし、やってみたいと応募しました(ホさん)」
またシェフになってよかったことを伺うと、「お料理ボランティアの人と一緒に作ることで文化交流できるのが嬉しい」「色々な人とおしゃべりするだけでストレス解消になります」と教えてくました。
最後に「ランチで食べたことがありますが、カレンダーの他の月の料理もとっても美味しいです。同じ料理でも季節ごとに使う野菜が違ったりして、変化があるので、ぜひ何度でもコムカフェに食べにきてください!そして感想などぜひ声をかけてください」とメッセージをいただきました。

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お二人が担当するコムカフェのランチなど、スケジュールはコムカフェのHPのカレンダーをクリックしてください!
2022年6月18日(土)朝11時から放送「みのたんらじお」