まちのラジオ第2週 大学と市の共同運営は激レア!「大阪大学外国学図書館・船場図書館」のいまを語る

2022/08/11

machi_220811a箕面の主な活動グループが週替わりでお送りする「まちのラジオ」。毎月第二木曜は、大阪大学社学連携事業。大学と社会のつながりをテーマに放送しています。
今回のゲストは・・・

日高正太郎(ひだか・しょうたろう)さん(大阪大学附属図書館箕面図書館課専門職員)
坂田絵理子(さかた・えりこ)さん(同課図書職員)

オープンから1年を迎えた「大阪大学外国学図書館・船場図書館」についてお話しいただきました。
(聞き手:タッキー816スタッフ 野間耕平)

2021年、大阪大学外国語学部の船場移転に伴い、キャンパスの中にあった外国学図書館も、新キャンパスの隣にある複合公共施設に移転しました。
単なる移転ではなく、箕面市立萱野南図書館の蔵書と機能も統合して、「大阪大学外国学図書館・船場図書館」が誕生しました。
国立大学と自治体による図書館の共同運営は、実は全国的にもほとんど例がありません。
先駆的なケースであり、視察の申し込みもよくあるといいます。
本来は2021年5月オープンの予定でしたが、新型コロナウイルスの影響により、1カ月遅れてのオープンとなりました。
真新しい図書館を一目見たい!と多くの人が訪れ、大にぎわいだったそうですが、1年が過ぎた今はさすがに落ち着いてきました。
「・・・と私たちも思っていたんですが、入館者数を調べたら、昨年の7月と今年の7月では、今年の方がちょっと増えているんです」
なんと!
箕面市民、大阪大学の学生の利用はもちろん、近隣の吹田や豊中からの利用者も増えているそうです。

また、図書館では本に親しんでもらうための、さまざまな展示や催しなどの企画を行っています。
その中で、大阪大学外国学図書館ならではの催しが「大学の研究ゼミによる読み聞かせ企画」。
デンマーク語、ハンガリー語、中国語専攻の台湾研究ゼミなどの教員や学生が、翻訳された各言語の絵本の読み聞かせに取り組んで来ました。
その一つが「みんなあつまれ!ハンガリーのクリスマス」。
ハンガリーのクリスマスのお話を紹介したほか、クリスマスツリーの飾りをみんなで作ったり、クイズも。
参加した子どもたちはもちろん、担当した学生たちにとっても、子どもたちと触れ合う良い機会になりました。

図書館の催しや展示については、ホームページで紹介されています。
ときどきチェックするのが、図書館を楽しむコツではないでしょうか。

大阪大学外国学図書館・船場図書館ホームページ

最後に、理想の図書館や、司書のやりがいについてお聞きしました。

日高さん
「自然に探している本を見つけられる図書館が理想ですね。
棚のレイアウトや表示の工夫、整理を徹底することで、誰にとってもわかりやすい、本を探しやすい図書館を実現していきたいです」

坂田さん
「分類のはざまにあるような、どうやって探したらいいの?という本もあります。
そういった本を探すお手伝いをして、利用者さんに感謝されたときに『やったね!』と嬉しくなります」

番組では、サプライズで「文学イズ(文学に関するクイズ)」にも挑戦していただきましたが、作品や作家名を難なく当ててみせた日高さんと坂田さん。
さ、さすがです・・・!
こんな素敵な司書さんのいる「大阪大学外国学図書館・船場図書館」へ、一度ぜひ遊びに行ってみませんか。machi_220811b