ふらっとちゃっと 大学生で映画監督!?瀧本裕仁さん

2022/07/10

flat_220710a大阪大学で環境を学ぶ学生がお送りしているラジオ番組「ふらっとちゃっと」。
大学の先生や留学生をゲストに迎えたり、いま話題のテーマで討論したり、地域で行われている催しに参加して取材したり、毎月趣向を凝らしてお届けしています。

■発掘!Osaka University
大阪大学の先生や留学生をゲストに招いてお話を聞くこのコーナー。
今回のゲストは、大阪大学工学部環境エネルギー工学科4年生の、瀧本裕仁(たきもと・ひろひと)監督にお越しいただきました。

・・・監督?

そう、瀧本さんは現役大学生でありながら、同時に映画監督でもあるのです!
映画好きな家庭で『エイリアン』などの作品を観て育った瀧本さん。高校の文化祭で映像を自主制作したのをきっかけに、「撮る楽しさ」に目覚めたといいます。
大学1年生で「JCF学生映画祭」に出品した作品が入選。その後、休学中に映画会社に出した企画書が通り、制作費200万円を支給されて、商業作品を撮影することになりました。
タイトルは『リホーム 血祭り伝説』。
日本に留学した3人のアメリカ人学生が、血みどろスプラッターな惨劇に巻き込まれていくというB級ホラー(笑)で、アメリカでの上映を前提に、全編英語で制作されました。

大学3年のときには、友人の映画監督の商業作品に助監督として参加。ロケ地探しからキャスティング、監督とプロデューサーと現場の間に立って、それぞれの意向を上手く調整する役割も求められ、それは大変な仕事だそうです。
苦労の末に出来上がったその作品は『宇宙人の画家』、内容は青春SFミュージカル(笑)。

そんな瀧本さんの好きな映画監督は、『仁義なき戦い』『バトルロワイヤル』などで知られる深作欣二監督。とにかく暴走パニック大激突、登場人物が、生きるために泥臭く必死にもがく姿を描いているところに魅力を感じるそうです。

次回作は「街角のヒーロー」をテーマに構想している瀧本さん、その一方で大学院進学もめざしています。映画製作と学業の両立は相当大変だと思いますが、これからも面白い作品を大いに期待します!

瀧本監督のtwitter

・・・ここで、せっかくなので瀧本監督に、ふらっとちゃっとメンバーをキャストにして、映画のワンシーン風に撮影を!flat_220710bflat_220710cflat_220710dチンピラに捕まった女の子を腕づくで取り返す、というシーンを監督に即興で考えてもらい、演技指導してもらいましたが「うーん・・・」。
続いて、シーン2「殺し合う3人のチンピラ」・・・アクション!

flat_220710eflat_220710fflat_220710gflat_220710hチンピラの死
flat_220710iふらっとちゃっと新メンバー