毎月 第２水曜日の「デイライトタッキー」内でお送りしている「聞かせて！ペット自慢」。
ワンちゃん、ネコちゃんなど、みなさんの家族の一員のお話を聞かせていただく時間です。
2022年9月は、箕面市在住の牧子さんをスタジオにお迎えして、トイプードルの小次郎くんのお話を伺いました。
小次郎くんは5月5日生まれ、今年で9歳になりました。
牧子さんが犬を飼うのは小次郎くんが初めてではありません。
先代犬ゴールデンレトリバーのさくらちゃんは優しく賢く、家族はもちろん、近隣の皆様にも信頼され可愛がっていただいていました。そのさくらちゃんが天国に行ってしまった時の喪失感は大きく、ご夫婦で「もう犬を飼うのはやめましょう」と話し合ったそうです。
ところが、犬のいない生活の味けなさに耐えきれなくなった牧子さんは旦那様に内緒でこっそりペットショップを偵察。次は真っ白なトイプードルがいいと思っていた牧子さんは小次郎くんと出会い、やなり内緒でおうちに迎え入れたのでした。
びっくりしたのは帰宅した旦那様「どうして家に犬がいるの？！」
しかも旦那様は大型犬がお好きで、せっかく迎え入れるのなら大型犬が良かったのに、と、最初はご不満だったそうです。
そのお返しでしょうか、当時木村拓哉さんが大好きだった牧子さんが「たくや」または「たっくん」という名前をつけようとされた時は息子さんとタッグを組んで大反対、小次郎と命名されたそうです。
数年後、旦那様が重い病気を患われた時、旦那様と小次郎くんの関係が大きく変わりました。
医療、周囲の皆さん、そしてご本人の並々ならぬ努力のおかげでご自宅に帰ってこられた旦那様。家の中を歩行器で歩くと、小次郎くんが邪魔にならない距離をとりながらついて行きます。旦那様がお手洗いやお風呂に入っておられる時には扉の前でじっと待ち、出てこられると、そのことをリビングの牧子さんに知らせに来てくれるようになりました。行動が不自由になった旦那様を守っていたのです。また、食事中、あやうい手元から食材がこぼれ落ちることがあると、すかさず小次郎くんがぱっくん。
「ありがとう。小次郎が綺麗に片付けてくれてるんだなぁ」
本当に良きパートナーとなったそうです。
お孫さんとくつろぐ小次郎くん。
現在の小次郎くんは牧子さんにべったり。牧子さんを守ろうと一生懸命に頑張ってくれるのですが、「ストーカーみたいなんですよ」とおっしゃる牧子さんです。
小次郎くんは「わんわんパトロール」の隊員でもあります。
コロナ禍で外出がしにくくなった時も、小次郎くんのおかげで、家に篭りきりにはならずに済みましたし、大勢のわんパト仲間と情報交換しながら地域を見守ることは本当に意味があると思うそうです。牧子さんはわんパトに参加するまでは、わんこがたくさん集まったら大変な喧騒になるのかと思っていたそうですが、そんなことはなく、犬にも社会性があるのだなと感心するそうです。
わんわんパトロールは堅苦しいものではありません。
10月にはハロウィンのコスプレで集合、集合写真を撮ったりするそうです。
「小次郎が愛おしくてたまりません。今のまま、小次郎も私も元気に過ごせるように頑張りたいです」
とおっしゃる牧子さんでした。
牧子さんがお話ししていらっしゃる間、膝の上でじっとしていた小次郎くん。
会話をよく聞き分けているのがわかりましたよ。
牧子さんのおっしゃる通り、元気でいてくださいね。
【プチ情報】
牧子さんの息子さんは滝道のおしゃれなイタリアン「5+(チンクエピュー)」のオーナーシェフ！看板犬アンバーちゃんがテラス席で出迎えてくれるそうです。お散歩がてらお出かけになってはいかがでしょう。
「聞かせて！ペット自慢」
毎月第２水曜日 午前11時～
再放送 当日午後8時10分～
（文責：千波留）
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