世界一のビール「レッドエール」を醸造!平和クラフト@クラフトビールCLUB

2022/10/02

_IMG_1093クラフトビールってどんなん?という飲んだことのないかたから、クラフトビールにめちゃめちゃ詳しいコアなファンまでが楽しめるトーク番組(第1日曜15時初回放送)。
クラフトビールの醸造から販売までを手がけ、ビアジャッジの資格を持つ谷和(たに・あい)と、旅のプロ・風間佳成(かざま・よしなり)がクラフトビールの魅力や最新の話題などを語ります。
今、和歌山県のクラフトビール業界はすごく盛り上がっています。
和歌山市にオリゼーブルーイング、海南市に平和クラフト、有田川町にノムクラフト、田辺市にボイジャーブルーイング、白浜町にナギサビール、紀勢線の主要な駅にブルワリーがあるといった感じですからね。
その中で頑張っておられる和歌山県海南市の平和クラフト ヘッドブルワー 高木加奈子さんをゲストにお迎えし、オンラインで、平和酒造とクラフトビール、和歌山の観光などについて語っていただきました。_IMG_2405平和クラフトがビールの醸造免許を取ったのが2014年で、その頃に和ちゃんの店(クラフトビアベース)で会ったのが高木さんと和ちゃんの出会いの最初だったとか。
高木さんは2011年に平和酒造に入社。もともと農学部で学生時代に日本酒が好きになり、酒造りに関わりたいと思うようになったそうです。1平和酒造は創業が昭和3(1928)年で、もうすぐ100周年を迎えられますが、なんと県内では2番目に新しい酒蔵だとか。
大阪でも居酒屋でよく見かける人気の日本酒「紀土(きっど)」を始め、梅酒「鶴梅」など多くのお酒を造っておられます。
その会社がビール造りに挑戦するというので高木さんに白羽の矢が立ったそうです。
平和酒造では梅やゆず、米など自社で栽培もしておられます。
全量を賄うほどの量はできないけど、タンク1~2本分くらいは採れるそうです。
たとえばお米は年によって硬さが違うなど栽培してみて分かることが多くあるようです。さすがですね!
高木さんも入社して5年間くらい田んぼ担当だったそうです。 
今年の5月、高木さんが造った平和クラフト・レッドエールがワールドビアカップ(WBC)で「アイリッシュスタイル・レッドエール部門」金賞を受賞されました。
WBCは2年に1度開かれる権威のあるクラフトビールのコンペティションです(今年は57カ国・2493醸造所が参加)。
快挙ですね。おめでとうございます!2平和クラフトは高野山を源流とする貴志川の水を使用しているとのこと。
ビールがおいしいのは水がいいのも大きな要因ですね。
平和クラフトの樽生のビールが飲めるのは南海和歌山市駅に隣接するキーノ和歌山2階にある直営店「平和酒店」です。
すっごくおしゃれで、きれいなお店ですよ。_3_4-僕も行ったことがありますが、定番5種類と限定2種類がありました。
もちろん金賞受賞のレッドエールも飲めます。
店内には日本酒や梅酒など平和酒造の全ての商品がそろっているのでお土産にバッチリ!
ときどき高木さんもカウンター内におられるそうなので会うことができるかも。
また、南海和歌山市駅に併設されているカンデオホテルには日帰りで利用できるスパ&サウナもあります。
観光の疲れをとり、平和酒店でビールや日本酒を楽しむって最高!
【高木さんお勧めの観光情報】
5和歌山市のシンボル、紀州55万石の和歌山城は必見。
そして大正時代に開園した全国でも珍しいお城の敷地内に動物園があるのです(無料ですよ)。
高木さんはそこで癒されるそうですよ。
西国第2番の札所、紀三井寺もぜひ訪れてほしい所です。
231段の石段を登って本堂にお参りしますが、2年前にエレベーターが完成し、寺全体の石段の4分の1に相当する約60段の上り下りを省略できるようになりました。ずいぶん楽になりましたね。
また、山歩きの好きなかたには大阪府と和歌山県の境に連なる紀泉アルプスがお勧めです。
標高は500mくらいの小さな山脈ですが、縦走路は歩きやすく展望ポイントから、和歌山側は和歌山市街や紀ノ川、大阪側は大阪湾や関西国際空港などが眺望できます。
トレイルランのコースとしても人気です。
僕のお勧めは、和歌山ラーメン。ラーメンマップを観光案内所で手に入れて、味めぐりをしましょう!6
【クラフトビールイベント情報】
今月開催のビアフェス情報です。
まずは10月8日(土)、和歌山市本町公園で開催の「サタデーナイトビア(クラフトビールと食の祭り)」です。
和歌山のオリゼーブルーイングを始め伊勢角屋、大山Gビール、マルカなど7ブルワリーが参加予定。
次は10月16日(日)開催の「かめおか肉フェスタ」。
クラフトビールと亀岡牛を味わい尽くすイベントです。
これには和ちゃんのクラフトビアベース、京都の家守酒造、一乗寺ブルワリーが出店します。
もう一つは10月23日(日)開催の「2022クラフトビール祭りin竜馬通り商店街」。
日本酒の町・伏見で“新しいお酒の歴史を作り出したい“との思いで、地元のブルワリー「家守酒造」を含む京都の8つのブルワリーと京都西陣にある関西屈指のクラフトビール専門の山岡酒店が出店。
京都の醸造家たちと交流しながら、クラフトビールや地元飲食店の逸品をお楽しみください。
クラフトビールをまだあまり飲んだことのないかたは、ビアフェスは絶対おすすめです。
いろいろ飲んだら自分の好みも分かるし、また新しい味にも出会えるし、造り手も来ておられるのでお話を聞くこともできるし、ほんと楽しいです。
今月のゲストの平和クラフトからリスナープレゼントの提供をしていただきました。平和クラフトビール3本セットを1名様に直送します。詳しくはコチラをご覧ください。
#ビールで明日を幸せに
ではまた11月6日をお楽しみに!
(文責:風間佳成)

【参考】
オリゼーブルーイング
平和酒造
ノムクラフトブルーイング
ボイジャーブルーイング
ナギサビール
サタデーナイトビア
かめおか肉フェスタ
2022クラフトビール祭りin竜馬通り商店街
■クラフトビールCLUB
毎月第1日曜日15時放送(当日22時、翌月曜日15時リピート放送)