大阪大学サイバーメディアセンター竹村治雄教授@まちのラジオ第二週

2014/08/14

箕面の活動グループが週替わりでお送りする「まちのラジオ」。毎月第二木曜は、大阪大学社学連携事業。大学と社会のつながりをテーマに放送しています。今回のゲストは、サイバーメディアセンターの竹村治雄教授です。IMG_5224大阪大学在学中は「軽音楽部ROCK」でドラムスを演奏されていた竹村先生。大学祭での出演はもちろん、何と箕面市内の盆踊りに呼ばれたこともあるとか。また、コンピュータクラブにも所属し、パソコンが一般的ではない時代に大学祭で「コンピュータ星占い」を出展されたそうです。現在はパラグライダーを10年以上続けられており、ご夫婦でされることもあるとか。先生の意外な一面も垣間見ることができました。

竹村先生の所属されているサイバーメディアセンターは、2000年に設立されました。大型のスーパーコンピューターを持ち民間の研究施設などに開放しているほか、大阪大学の学生の外国語習得に使われる教育システムの構築・管理などもされています。そのほか、先生は教育学習支援センターのセンター長も兼任。大学の先生にもより良い教え方を身につけてもらおうと、FD(ファカルティ・ディベロップメント)活動を推し進めているほか、大学の講義の映像を世界中から閲覧し誰でも受講できるシステムなども整備されています。

また、ご専門であるヒューマン・ユーザー・インターフェースの中から、バーチャルリアリティ(VR)、オーグメンテッドリアリティ(AR)などといった技術もご紹介していただきました。パソコンのマウスひとつが10万円した時代から今に至るまで、たくさんの変革を経て、時とともに研究の内容も変わってきました。これまでの流れから、今後の展望なども語っていただき、未来のユーザー・インターフェースに思いを馳せた一時間でした。

■まちのラジオ「大阪大学社学連携」
8/14(木)15時~放送/21時~再放送
8/17(日)13時~再放送