地ビール文化を創る!松江ビアへるんの挑戦@クラフトビールCLUB

2022/12/04

_IMG_1404 クラフトビールってどんなん?という飲んだことのないかたから、クラフトビールにめちゃめちゃ詳しいコアなファンまでが楽しめるトーク番組(第1日曜15時初回放送)。
クラフトビールの醸造から販売までを手がけ、ビアジャッジの資格を持つ谷和(たに・あい)と、旅のプロ・風間佳成(かざま・よしなり)がクラフトビールの魅力や最新の話題などを語ります。
 今月の「ブルワリー探訪」は島根県松江市の島根ビールです。島根ビールといってもピンとこないかたもおられるかもしれませんが、あの有名なビアへるんを造っておられる会社です。
社長の矢野学さんをスタジオにお迎えしてのトークとなりました(トップ写真右)。
和ちゃんが会社を立ちあげる際に相談したのが矢野さんだったということで、もう10年以上のお付き合いになるそうです。
島根ビールは1999年に醸造開始で、今年で23年目。
第1次の地ビールブームの終わりくらいで、最初の1年目はものすごく売れたそうですが、2年目から売れなくてどん底に。
地道に少しずつ地域の夏祭りに出店したりしてファンを増やしていったということでした。
5年前くらいから現在に至るクラフトビールブームのお陰で工場もフル生産状態で経営も安定したそうです。
先日も和ちゃんのお店(クラフトビアベース・バド)で久しぶりにお客様とお話できてエネルギーをもらったとのこと。
やっぱりクラフトビールのいいところは造り手と飲み手のコミュニケーションがあるということですよね。
和ちゃんは、年に一度でもいいから、このビールはこの人が造っているんですよ、と接点になることを心がけているそうです。
造り手に会うとそのビールが楽しくなるし、また飲みたくなりますよね。矢野さんは醸造所にこもっていると、だんだんとお客さんと話したい、伝えたいという気持ちが強くなるとのことでした。
みなさんもそういう機会があればぜひお話してみてください。
もっとクラフトビールが身近に、そしておいしくなりますよ。
矢野さんは島根の食文化をとても大切にされていて、あご出汁(あご:トビウオの島根県での名前)とか、刺身醤油が甘濃いとか、独特の島根の気候風土に合うビールを造り続けておられます。
長くビール造りをやっていくうちにおのずと香りが濃くなり、味が濃くなり、アルコール度も高くなっていったそうです。
和ちゃんいわく、ビアへるんのビールは味噌と醤油に合うそうです。
島根で飲んでこそおいしい、島根の料理でもっとおいしくなるビールっていいですね。
島根という土地に溶け込んで、土地の文化とともに成長しているビアへるんは、和ちゃんにとっては理想のクラフトビールだそうです。ビアヘルンのビール ビアへるんの名前の由来は、明治の文豪・小泉八雲(Patrick Lafcadio Hearn)にちなんだもの。
これは松江の島根県尋常中学校へ赴任した際に、Hearnとあったのでヘルン先生と紹介したのが広まり、当人もそのように呼ばれることを非常に気に入っていたことから定着したということです。
小泉八雲は「怪談」(耳なし芳一、雪女など)でよく知られています。
英語によって著された ”A Living God ” (日本語訳:「稲むらの火」)では津波を『TSUNAMI』と書き、世界共通語になりました。
島根ビールのブランドを決めるとき、ヘルン先生にあやかって自分たちのビールを世界の人たちに知ってもらいたいという願いを込めてつけられたそうです。
島根の食・文化・人々を全国と世界の人たちに知ってもらうために、島根県ならではの個性がさまざまなビールに込められています。
限定ビールの「おろち」は島根の酒蔵とコラボした「どぶろくビール」。
日本酒の醸造に使われる米麹で仕込んで、清酒の酵母も使うという醸造法はビアへるんのオリジナルです。
しじみヴァイツェン、縁結麦酒スタウトなどとともにぜひ飲んでほしいビールです。日本酒好きなかたもぜひ!
矢野さんがめざすのは“ローカルビール”です。
島根であることをビールに表現したい!自分たちが島根で育ってきたことを素直にビールに出そう!もっと島根!売れることも大事だけど地道にファンのかたたちと育っていこう!島根にも来てほしい!という地元愛溢れるメッセージをいただきました。
【矢野さんお勧めの観光情報】
松江城 松江を代表する観光スポットといえば松江城です。
全国に現存する 12 天守の一つで、別名「千鳥城」とも呼ばれています(2015 年に国宝に指定)。
最上階の望楼まで登ると、松江の街並みや宍道湖、そして鳥取県の大山までもが一望できます。
ビアへるんの地ビール館から徒歩5分くらいのところです。松江堀川・地ビール館お城の近くには小泉八雲記念館、旧居もあります。小泉八雲旧居地ビール館の横にはお堀があり、近くには堀川めぐりの遊覧船乗り場があって、約50分で四季折々の風情を楽しむことができます。また松江を中心に、少し西に行くと出雲大社、東に行くと鬼太郎ロードで有名な境港市(鳥取県)があります。温泉も豊富で、松江しんじこ温泉、玉造温泉、皆生温泉(鳥取県)などいいですよ。出雲大社拝殿宍道湖には「宍道湖七珍」といわれる湖の幸がとれ、そしてなんといっても夕日が最高に美しい!※宍道湖夕日指数が公開されていますよ(宍道湖に映える夕日が見える度合いの指数)宍道湖七珍宍道湖夕日松江は京都、金沢と並び日本三大菓子、茶処として知られています。
松江藩第7代藩主・松平不昧公が茶道「不昧流」を大成させたことで、茶の湯文化が浸透し、不昧公が茶会で使われた和菓子や茶道具などは「不昧公好み」として今も受け継がれています。
和菓子作りの体験教室もあるようですね。
【クラフトビール情報】
 年末年始は大きなビールイベントはありませんが、それぞれのビアパブなどでいろいろな企画がされています。
ホームページなどでチェックしてみてください。
また、クリスマスビールやお屠蘇ビールなどの新商品も多くのブルワリーから発売されます。
たまにはそんなビールも飲んでみたらいかがでしょう。
 毎月いただくメッセージや質問がお陰様で増えてきています。今後、番組内やこのブログでもご紹介したいと思っています。
 今月のゲストの島根ビールからリスナープレゼントの提供をしていただきました。
ビアへるんビール4本セットを1名様に直送します。詳しくはみのおエフエムのホームページをご覧ください。
#ビールで明日を幸せに
来月は1月1日元日の放送です。お楽しみに!
(文責:風間佳成)
■クラフトビールCLUB
毎月第1日曜日15時放送(当日22時、翌月曜日15時リピート放送)

【参考】
島根ビール
松江観光協会
宍道湖夕日指数(1週間先まで載っています)

【添付写真】
・ビアへるんのビール(ビアヘルンHPより)
・松江城・小泉八雲旧居・宍道湖夕日(松江観光協会HPより)
・松江堀川・地ビール館(地ビール館HPより)
・出雲大社(出雲観光協会HPより)
・宍道湖七珍(島根観光ナビHPより)