毎週土曜日あさ11時よりメイプルホールロビーから公開生放送でお送りしている「みのたんらじお」(箕面市提供)
市内の色々な情報をご紹介したり、ゲストとの楽しいおしゃべりで過ごす1時間です。 (パーソナリティー繁田麻衣子)
箕面でイキイキと活動する皆さんをお迎えしてお話を伺うコーナー「みのおコレ一番!」には箕面ふるさとカレンダー2022「箕面産野菜を使った世界の一皿」で料理を担当したモロッコ出身のレイラさん(12月)をお迎えしました。
箕面ふるさとカレンダーは箕面市が毎年各家庭に無料配布しているカレンダーで、毎年テーマに沿った箕面ならではの写真や絵画とともに、ごみ出しの曜日や市の催し、学校行事などが記載されています。
そして2022年は「料理で世界旅行」をテーマに「箕面産の野菜を使った世界の一皿」と題し、小野原西の多文化交流センター1階にあるコムカフェで腕を振るう外国人シェフの皆さんが作った自慢の家庭料理、郷土料理が毎月カレンダーを彩っています。
いよいよ12月。2022年のカレンダー最後のページを彩るのはレイラさんが作った「ハリラスープ」というモロッコ料理です。
イスラム教国のモロッコでは日の出から日没まで一切の飲食を断つ「ラマダン」が年一回およそ1か月に渡り行われます。そのラマダン期間中、日没後に最初に口にする食事と出されるのがこのハリラスープです。家庭により味付けや材料は様々ですが、レイラ流のスープの中身はトマトをベースにセロリや豆類、鶏肉を煮込んで胃にやさしくて栄養満点なのがポイント。カレンダーでは箕面産のセロリを使いました。
モロッコと言えば、現在開催中のサッカーワールドカップカタール大会でモロッコは36年ぶりに決勝トーナメントに進出!
「とても興奮したし、嬉しい!何よりモロッコがどこにある国なのか知らなかったような人がモロッコを知ってくれるのが嬉しい。」と話すレイラさんは
古い街並みが世界遺産にも登録され、「世界最大の迷宮都市」とも言われているモロッコのフェズが故郷。21年前に日本人の旦那さまと結婚されたのを機に来日。初めは日本語も全くわからない中で、テレビを見ながら独学で勉強されたそうです。また料理が得意というレイラさんはごはん屋さんでアルバイトをしながら和食の作り方を覚え、今ではモロッコ料理より和食の方が得意になって、料理上手のお姑さんからも褒められるそうです。
MAFGA(箕面市国際交流協会)との出会いはイベントに参加したのがきっかけで、MAFGAが小野原西に移転した時にオープンした外国人市民がシェフとなって料理を作るコムカフェでも長年腕を奮ってこられました。ご本人曰く「頑張り屋さんなので、朝早くから仕込んで一生懸命に作りました」というランチはお客さんからも大好評!しばらくはシェフをお休みしていましたが、なんと12月18日(日)のランチで久しぶりの復活。カレンダーに掲載されているハリラスープが登場します!ぜひレイラさんの作るモロッコ料理を味わってください。
2022年「料理で世界旅行」をテーマに「箕面産の野菜を使った世界の一皿」と題した箕面ふるさとカレンダーでは毎月本当に美味しそうな料理の写真にうっとりさせていただきました。まさに旅した気分になる1年でした。
コムカフェのランチスケジュールはコムカフェのHPのカレンダーをクリックしてください!気になるメニューはご予約がオススメですよ。
2022年12月3日(土)朝11時から放送「みのたんらじお」