毎月 第2水曜日の「デイライトタッキー」内でお送りしている「聞かせて!ペット自慢」。
ワンちゃん、ネコちゃんなど、みなさんの家族の一員のお話を聞かせていただく時間です。
2022年12月は、箕面市にお住まいの向井亜己さんをスタジオにお迎えしました。
一緒に来てくれたのはフレンチブルドッグのジャスパー・ドンクくん。通称ドンちゃん、1歳の男の子です。
向井さんご夫婦が先代のわんこ、ナターリア ボムちゃんを天国へと見送ったのは年が明けてすぐのこと。
昨年末にボムちゃんに顔面麻痺が起こり、病院に連れて行ったところ、脳腫瘍と診断されました。精密検査をして診断を確定し、治療を始めるよう勧められましたが、セカンドオピニオンを求めて他の獣医さんを受診したところ、やはり脳腫瘍との診断。対策は大量のステロイドを投与しての延命であり、完治は望めないと知った向井さんご夫婦はご自宅で看取ることを選択しました。おかげで、ボムちゃんは大好きなご家族と過ごした後、向井さんに抱っこされて息を引き取ることができました。
愛犬を失うことは悲しいことですが、向井さんにとっては
「毛むくじゃらの友達が傍にいないことが耐えられない」そうで、新たなわんこを迎え入れる気持ちになったときに出会ったドンちゃん。お誕生日が向井さんのお嬢さんと同じということで、きっとご縁があったのですね。
ドンちゃんは落ち着いて、物に動じない性格。まだ1歳ですが貫禄すら漂っております。
おかげで散歩に行ってもみんなに可愛がっていただけますし、旅行先でも他のわんことすぐに友達になれます。
今年も伊豆、安曇野、淡路島と、いろいろなところに出かけました。
向井さんはわんわんパトロールに参加するとともに、民生委員も務めておられます。
日頃散歩でお会いするご老人の様子がいつもと違うことに気がついた わんパト隊員が向井さんを通して行政機関に報告、保護に繋がった実績があります。
また、防災士の資格も取得された向井さんは
「ペットを飼っておられるご家庭で、災害時の避難に不安を持っておられる方も多いでしょうが、箕面市ではペット同伴で避難所に行くことが認められています。安心してください」と話しておられました。
向井さんが様々な形で人のために尽力しておられるのはご自身の体験が大きいそうです。かつてご自宅で介護をされているとき、ちょうど育児の真っ最中で、毎日が本当に大変でしたが、そのときに助けて下さったのが 犬友達とご近所にお住まいの人生の先輩方。今思い出しても涙が出そうになるほど ありがたいことでした。そのときに助けて下さった方達がご高齢になった今、少しでもお助けしたいと思っておられる向井さんなのです。
まだ1歳のドンちゃんとは、これからもあちこち旅行に行きたいそうです。
「だけど、毎日ママの右足にしがみつくのは、いい加減やめてね」と声をかけておられました。
ご近所の皆様、そして わんわんパトロールの皆さんとの素晴らしいご縁が今後ますます良いものに発展することをお祈りしています。
【追伸】
ジャスパー ドンクというお名前の由来について。
血統書に書いてあった名前が「ジャスパ???」という長い名前だったので略したのと、パンが大好きな向井さんが某有名パン屋さんのお名前を頂戴したのだそうです。
もしかしたらジャスパー ビゴだった可能性も…。
「聞かせて!ペット自慢」
毎月第2水曜日 午前11時~
再放送 当日午後8時10分~
(文責:千波留)
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